あけましておめでとうございます。
今年は、易で言う「兌(だ)」の年です。
これは、天真爛漫にお話をしながら、走り回る女の子のイメージなんですね。
このイメージから、世の中が活性化していくことが期待できます。コミュニケーションが非常に盛んになる。だから賑やかになるんですね。
自分から色々なものを発信しようとする人、自分から率先して行動していく人が伸びていくでしょう。
自分が世の中を変えていくんだ、自分がこれを作るんだ、自分が成功させるんだ、という強い気持ちで過ごしてほしいと思います。
今年は消極的な態度では、良い運気は呼び込めないと心得てくださいね。
そういう積極性が持てない方は、少しずつでいいですから、自分から行動すること、決定することを増やしていきましょう。
そして、今年は、干支でいうと辰の年です。
兌と正反対。
辰は、東を表し、兌は西を表します。
青龍と白虎ですから、二つの拮抗し合う力とみてとれます。
激しく摩擦を起こすんですね。
でも、今回は摩擦がクラッシュの方向に行くのではなく、爆発的に人間力が広がる方向に向かうと思います。
辰の年は、人を賑やかな方向に運ぶと言われています。
ですから、旅行会社が活性化したり、外国の方もまたたくさん来るし、日本から海外に出ていく人ももっと増えるでしょう。
龍にまつわる場所、龍のシンボルを持った会社、龍の文字がつく人、こういう人が、元気になっていきますよ。
しかし、兌とは真反対の力も激しくなるわけです。
恐らく、経済。お金ですね、これが活性化してくる。
人が動いて、お金が消費される。消費されるということは、給料もやや上がっていくでしょう。
でも、これ始まりです。
景気が良くなってきているとはいえ、一部の非常に力を持った人たちだけがバーと儲けて、なかなか庶民に落とせない時期が長かったんですね、今までは。
そろそろ庶民に降りてくるでしょう。
白虎と青龍が激しくぶつかり合って、ババババババババっとエネルギーが飛び散る。電気ショックが起きて、日本のニューバブルが始まるでしょう。
このニューバブルは、みんながお金で、毎晩踊り狂うようなバブルではなくて、いいものってなんだ、いい色・形、いい石、いい骨董品、いい人間ってなんだっていう物を見る目、人を見る目がある人が伸びていきます。
例えばいい絵を描いてる人、いい仕事をしている人、いい人間関係を持ってる人がちゃんと評価される、そういう審美眼を持ってること、そういう力を持っている人、そういううねりがバブルにつながっていくと思います。
今からでも全然遅くはないですよ。
人間、戸籍年齢に何の意味もないですから。
そんなものをぶち抜いて、どんな年齢であれ、創造と幸福のために戦うという意識を持ってください。
流血戦争はダメですよ。
自分のありようを変える戦いは、大いなる幸福への戦いです。
それが始まる年なんです。
己と戦って、己の表現能力を拡大して、小さなこだわりに埋没せずに、大きな志を持ってください。
そういうことが出来た人から運が伸びていく、そういう年です。
勉強したい人は、大学行き直したり、専門勉強したりして、勉強しなおしてください。
僕も見識眼を磨いて生きていくつもりです。
皆さんも自分を磨いてくださいね。
自分の好きなこと、やりたいこと、全部やっていきましょう。
頑張る人を運勢は味方してくれますよ。
良い年になりますように、皆さんの幸運を全力でお祈りいたします。
