夢辞典の使い方

夢って何?

夢を見るということ

夢はなぜ見るのでしょう。

記憶の整理をするためなど、学術的に色々と言われていますが、まだまだ解明されていない分野です。

しかし、潜在意識が大きく関わっていることは明らかです。
夢の60%は、「現実に気になっていること」の練習なんですね。

例えば、時間を気にして生活をしている人は、時間に追われたり、遅刻する夢を見ることが多いです。

それは、失敗したときの度胸をつけたり、そうならないように恐怖心を煽って注意喚起しているためです。

ですから、トラウマの夢を見たり、大きな失敗をしたときの夢を繰り返し見ることは当然と言えます。


残り40%弱の中に、スピリチュアルな要素であったり、未来を示唆する夢があります。

面白いことに、人間にとって未来を知るというのは最大のトラウマ。
本来見たくないもの、知りたくないものですから「逆夢」として見ることが多いのです。


こう考えると、夢と言うのは生きる準備をするために見ているのではないかとすら思えます。
生きていくためのヒントを毎晩教えてもらえるのです。

もちろん、起きた時に夢を覚えていない人もいるでしょう。

でも、夢を覚えていた時には、リスクマネジメントをしながら、物事をポジティブに捉え、楽しく生きるために活かしてください。

夢を読み解く

夢の解釈の仕方には汎用性があるので、分析するのはとても難しいです。

みなさんは、夢の物語を重要視する傾向がありますが、夢をシンボルとして捉えることの方が実は大切なのです。

夢に出てきたシンボル1つずつの意味を追うことに意味がある、と感じています。

「猫を抱っこしながら散歩をしていたら、知らない人に刺された」
という夢なら、「猫」「散歩」「知らない人」「刺される」という1つずつのシンボルの意味から読み解くのです。

「知らない人に刺された」という物語より、「知らない人」「刺される」というシンボルの意味を追うのです。

そして、今現在の自分の状態を考えることも大事です。

1つのシンボルにはプラスの面もマイナスの面もあります。
寝覚めがいい、気分がいい、体調がいい、なんだか調子がいいというときは、プラスの面(吉夢)から読み解き、どうも不調だと感じるときはマイナスの面(凶夢)から読み解くとよいでしょう。

夢辞典にシンボルがなかったらぜひリクエストしてください。
みなさんで一緒に夢辞典を大きく成長させ、幸せに生きるためのヒントをドンドン増やしましょう!

ポイントは、物語ではなくシンボルだということを覚えておいてください。


さて、もうひとつ、夢を読み解くのに重要なポイントがあります。
それは「環境」です。

1.外的環境⇒寒い、布団が重い、洋服や下着の締め付け、におい、音など
2.内的環境⇒お腹が痛い、肩こり、腰痛など
3.自分の深層心理、欲求、願望など

例えば、戦争体験がある方の耳元で、金属をカチカチ鳴らすと「空襲の半鐘」の夢を見ることが多かったり、浴衣の帯がきつすぎて、猿にお腹をグイグイ引っ張られる夢を見たり…などが外的環境がもたらす夢です。

肩が凝っている人は、重い荷物を背負って山登りをするという夢を見ることがあるようで、これは内的環境の影響で見る夢です。

最後の深層心理、願望は、そのままあなたの求めているものが夢に現れることになります。

夢を分析する時には、環境や自分の状況を鑑みてじっくりと向き合ってください。
みなさんが夢を読み解いて幸せになることを祈っています。


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