吉凶に関係なく、夢には現実を整理する働きがあるといわれます。現実に近い夢は、そういう作用があらわれている場合が多いでしょう。ただ、現実の問題が非常に気になっている人がこの夢を見た場合は、自分の思うところを実行し、現実化することによって運気が開けるというメッセージかもしれません。行動計画をしっかり立てると吉です。
現実に近い夢を見るのは、むしろ現実の世界で、現実を無視する傾向があるという警告かもしれません。自分のことなのに、自分のことでないようにふるまっている場合、こうした夢を見ることがあるようです。また、現実から逃げているという自覚が心の奥底にあるために、夢に責められているような気分になることもあります。
今の恋愛に、ロマンチックな部分や夢のような部分がなくなってきたのかもしれません。もっとも、恋愛というのは、初期のころは甘い夢のようなものであったとしても、いずれは生活感のあるものになってきます。その意味では、地に足がついた恋愛へのきっかけがつかめる好機と考えることもできます。
現実に近い夢を見た場合、金運は手堅く伸びていくことが多いようです。その夢が、お金にかかわる内容だった場合、夢のどこかに金運を上昇させるヒントが隠されているかもしれませんから、よく思い出してみましょう。なお、心身がいくぶん疲れているときも、現実に近い夢を見ることがありますから、休息をとってくつろぐと吉です。