形見の品は、自分の中で死んだことになっているものからのメッセージです。吉夢の場合、自分の過去にうずもれている体験や、亡くなった知人が残してくれた有形無形の遺産を活用するチャンスが訪れるでしょう。自分が形見の品を残す夢は、何らかの形で霊感が得られることを暗示します。見知らぬ人に形見の品を託される夢は、歴史上の人物の言葉などに触発されたり、そこからひらめきを得たりするでしょう。
自分の過去の体験や、亡くなった知人などが残した有形無形のものに、縛られていることを暗示します。形見の品が、今の自分にはまったく不要な物であったり、不似合いな物である場合は、今までやってきたことと、現在の自分との間にギャップが生じている暗示なので、方向転換を検討したほうがいいかもしれません。自分が少し無理をしているという自覚がある場合は、なおさらです。
相手といくぶん距離を置くような展開になるかもしれません。別れが訪れるかどうかは、今後のなりゆきにもよりますが、少なくとも必要以上に追いかけるのはやめておいたほうがよさそうです。あるいは、今の恋がすでに「死んでいる」ことを暗示するとも考えられます。惰性だけでつきあっていないか、ふりかえってみる時期ともいえそうです。
過去の出来事について、金銭的な出費が生じるのかもしれません。あなた自身も忘れていたような借金を、とつぜん返せといわれるようなことが起こる可能性もあります。あるいは、自分の将来にかかわるようなお金の出入りが生じそうな気配もあります。いずれにせよ、ここであなたが使うお金は、よくも悪くも未来の自分への「形見」となります。それを念頭に置き、慎重に行動すると吉です。