何かが朽ち果てる夢は、物事が変化していく兆しです。これまで維持していたものが役に立たなくなったり、意味をなさなくなったりしますが、必ずしも凶夢ではなく、新たな運命や人間関係との出会いがあります。とくに朽ち果てた物に虫がわいたり、カビが生えたりなど、そこに新たな生命活動が見える場合は吉夢で、資産が増えたり人間関係によりよい変化が起こることを示します。また、苦境にある人が朽ち果てる夢を見た場合は、まもなくよい変化が訪れるでしょう。
物事が変化していくと同時に、煩雑になって収拾がつかなくなる可能性がありそうです。感情のもつれから人間関係がこじれてしまったり、そのことで自分の立場が悪くなったりするかもしれません。自分の持ち物が腐る夢は、今の人間関係に問題が生じる予兆です。また、体の一部や家の壁などが朽ち果てる場合は、家族や血縁などのきわめて近い人間関係の中で問題が起こりそうです。
変化が起こる暗示です。今まで順調につきあってきた相手との関係で、心変わりなどのトラブルが進行しつつあるかもしれません。ただし、心変わりをするのは相手とは限りません。あなた自身の気持ちが変化していく可能性もあります。なお、今の恋愛に苦しんでいる人がこの夢を見る場合は、むしろ状況が大きく変化し、好転していく吉夢であると考えていいでしょう。順調にいっている人ほど、よくない変化の予兆に気をつけてください。
何かが朽ち果てる夢は、金運にとってはプラスに作用します。朽ち果てた物が汚い、黒い、臭い、グチャグチャになっている場合は、その程度がひどいほど、吉の意味が強くなります。変化の時期ですから、物事が変わっていくことを恐れないほうがいいでしょう。一見、悪化しているように思えることでも、劇的な変化ののち、幸運につながる場合があります。