血を見る

血は慈悲のシンボルであり、優しさを示すものです。吉夢の場合は、周囲から優しくされるか、あなた自身が周囲に対して優しくなれることを意味します。夢の中で見た血の量が多いほど、優しさの度合いが大きくなります。また、地面に流れる血の夢は、より多くの人たちとの間で、優しさの交流があることを示します。他人の血を見る夢は、周囲から優しくされることを意味し、自分の血を見る夢は、周囲に対して優しくなれることを意味します。

優しさに縛られたり、情に溺れたりして物事がうまくいかないことを示します。周囲に優しくすることが自分にとって過剰な負担になっているか、優しさそのものが水か空気のようになり、感謝の気持ちが薄れている暗示です。夢の中でだれかがケガをしたために血を見る夢は、他人と強く交流したい、気持ちのやりとりをしたいという焦りが、心のどこかに潜んでいることを示します。少しクールダウンする必要があるでしょう。

基本的には恋が深まっていく暗示です。自分の血を見る夢は、好きな人に対して、あなた自身が充分に優しくふるまっていることを夢が知らせていると考えられます。相手の血を見る夢は、その人があなたを深く愛していることを意味します。血の量が多ければ多いほど、お互いを思いやる気持ちが高まっていることを示します。

血を見る夢は、金銭的なエネルギーが外へ流れていることを暗示します。つまり、出費が多くなりがちな時期といえます。とはいえ、この時期の出費は、自分の欲望を満たすためというよりは、相手をラクにするため、あるいは笑顔にするためということが往々にしてありそうです。その場合は、あまりケチケチしないで、ムリのない範囲でお金を使いましょう。それによって対人運がアップし、やがては金運上昇の後押しとなります。