虐待を目撃する夢は、あなたの中に、だれかを虐待したいという願望が潜んでいるという意味ではありませんので、安心してください。特に夢の中で虐待を目撃しても感情が動かず、むしろ淡々としている場合は、自分にとって難攻不落なものとかかわりたいという前向きな意欲を表します。また、そうしたものとのかかわりを通じて、強い充実感や豊かさを味わいたいと願っていることを示します。
夢の中で虐待を目撃して恐怖感や不快感がある場合は、両親、上司、社会、会社などによって、自分が一方的に変えられてしまうことへの恐怖を表しています。つまり、何ものかによって自分が精神的なダメージを受けることを恐れていると解釈できます。しかし本来は、自分の心を傷つけられるのは自分だけです。いかなる人間も、あなたの心に手を触れることはできないはずですから、安心していましょう。
手が届かないとあきらめかけていた異性に対して、必ず落としてみせるといったファイトが湧いてくるのかもしれません。また、相手にアプローチするプロセスを楽しむ精神力にも恵まれそうです。ただ、高圧的な異性とつきあっている人が、虐待を目撃する夢を見た場合は、相手から精神的なダメージを受けることを恐れている可能性があります。相手の言いなりになっていないで、毅然とした態度で対応したほうがいいでしょう。
いろいろな人が、あなたの懐をアテにして、集まってきそうな気配です。借金を申し込まれることもありそうですが、一度貸すと、相手につけ込まれることになりかねません。そういう関係をつくりたくなければ、「お金は貸さないことにしているから」と、きっぱりと断ったほうがいいでしょう。夢の中で恐怖感や不快感があった場合は、なおさら慎重に行動することをおすすめします。