荒唐無稽だと感じる夢は、あなたの願望が夢に投影されているか、現実の世界でのさまざまな記憶を整理していることの表れです。未整理の情報が断片的に、脈絡もなくつなぎ合わされて夢となるために、荒唐無稽な感じがします。こうした傾向が強い場合、夢の吉凶は特にありません。なお、目覚めが非常に爽快で、プラスの感情が残る吉夢の場合は、まわりに任せることによって、物事がスムーズに進展していくことを意味します。
吉夢の項目で述べたように、断片的で脈絡のない夢の場合、とくに吉凶の意味はない可能性があります。ただ、目覚めの気分が暗く、イヤな場面のみが記憶に残るといった凶夢の場合、あなたのために、よかれと思ってまわりの人がお膳立てしてくれたことによって、かえって窮屈な環境に身を置くことになるのかもしれません。相手は親切心で行動しているのだから、などと忖度をせず、自分の考えや都合をきちんと伝えるほうが吉です。
あなた自身の本音と、現実にとっている行動とが、ちぐはぐになっているのかもしれません。夢の中の荒唐無稽な要素が、あなたの本音や秘められた一面を意味していないか、考えてみることをおすすめします。あるいは、あなたの気持ちとは関係なくまわりがお膳立てをすることに対して、うっとうしさを感じている可能性もあります。
金運がやや不安定な状態です。そのために収入に多少のムラが生じて、金銭面での計画が立てにくくなるかもしれません。また、思いがけない出来事のために、お金が出ていくこともあるでしょう。まずは、あなた自身の気持ちを落ち着けましょう。そうすれば金運も安定に向かうはずです。また、荒唐無稽な夢の要素に心当たりがあり、それが金運の下降に直結していると思える場合は、対策を立ててみるとよさそうです。