「飴とムチ」という言葉がある通り、飴は喜びや慰めをもたらすものです。それはおもに、自分自身の内部からやって来ます。吉夢の場合は、とても重要な霊感やひらめきに恵まれるでしょう。飴をなめる夢は、そうした意味あいがいっそう強くなりますから、頭で考えたことよりも、霊感や直感にしたがって行動するほうがいいでしょう。飴を拾う夢は、意外な物や人との出会いによって、良質のインスピレーションがもたらされるという暗示です。
吉夢の項目で述べた通り、飴は喜びや慰めをもたらすものではありますが、そればかりを求めると心身に悪影響を及ぼします。つまり、凶に転じる可能性が出てきます。凶夢の場合、霊感や直感が働きはするのですが、それに翻弄されてしまい、現実の世界とうまく折り合いがつけられなくなることを意味します。また、飴にアリがたかっている夢は、たとえ霊感に恵まれても、それを正しく解釈できない状態を示します。
飴の夢を見たときは、相手に対して勘を働かせることが大切です。相手が何を考えているのか、何を求めているのかをうまく察してあげれば、ふたりの関係はいい方向へと進んでいくでしょう。とはいえ、相手の一挙一動に過敏になったり、過剰にサービスする必要はありません。大らかな気持ちで、こまやかな思いやりをもって相手に接することを大事にしてください。また、恋愛全般についてピンとひらめいたことがあったら、それにしたがって行動してみるのもいいでしょう。
金運は、いわば小康状態です。ギリギリのところでやりくりしていた人は、小額ながらも収入を手にすることができ、ホッと一息つけるでしょう。この時期は、身近な人や仕事相手へのサービス精神が、金運上昇に直結します。損得勘定を越えて、相手のために何かをしてみるとよさそうです。