夢と記憶
「私は夢をあまり見ません。どうしたら夢を見ることができますか」という質問が、たびたび寄せられます。
これはより正確にいえば、「夢を覚えていない」ということになります。夢を見るのは、その人がレム睡眠(睡眠時に眼球の運動が活発になっている状態)に入っているときです。このことは、以前にもお話ししました。
レム睡眠は、毎晩だれもが経験するものですから、夢を見ないということは、基本的にないはずなのです。では、なぜ覚えていないのでしょうか? 最新の研究によれば、人間が眠っているときは、脳の神経細胞がアミン系の神経伝達物質を分泌しないからだといわれます。神経伝達物質とは、脳の神経細胞が互いにやりとりするもので(ちょうど聞き取りゲームのように)、これによって私たちは、脳を働かせることができるのです。
先に述べたアミン系の神経伝達物質は、記憶する機能に関連するものですが、眠っているときは、これが分泌されないことがわかっています。つまり、睡眠時においては、私たちは記憶する機能を働かせることができないのです。
だから、夢を忘れてしまうことがあるというわけです。
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