竜の夢
夢の中に龍が、リアルに出現したという話をよく聞きます。
龍は、易で解釈すると、震という卦の象徴であり、にぎやかになってゆく姿をあらわし、日本の社会が、少しずつ活気をとりもどしつつある様をあらわしているのかとも思います。
また、過去から未来へ、広がったり、せばまったりしながら流れてゆくものという意味もある。古代においては、人の生活をうるおわせ、また恐れさせる大河や、竜巻などの自然の様も、龍と象徴されたし、今では、人間の生命力や、遺伝子、コンピューターなども、龍の象徴と言えるのかもしれません。
時代と共に、夢のビジョンも、その象徴が負うテーマが、少しずつ拡大してゆきます。10年後、100年後、龍は、何のシンボルとして考えられているのかと思うと、楽しいような不安なような…でもやはり、人類こそ生物界のドラゴンなのかも。
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