フロイト7
今回は、フロイトが精神分析の現場で用いた「自由連想」という手法について説明しましょう。
数多くの夢を分析し、その成果を治療の現場に生かしてきたフロイトですが、それ以外にもうひとつ、心の最奥部を探る方法を持っていました。
それが「自由連想」です。
この方法は、心に浮かんだイメージを次々に言葉に出していくというもの。
フロイト は当初、自由連想を用いるに当たって、患者に催眠を施していました。
なぜなら、人間の心に浮かぶイメージは、必ずしも品行方正なものばかりではありません。
いかに治療のために必要でも、そうした行儀の悪いイメージを他人にさらけだすのは、かなり大きな抵抗があるもの。
そのブロックを取り除くために、フロイトは催眠を利用したのです。
ただ、それも最初のうちだけで、だんだん必要としなくなりました。
そのかわり部屋を少し暗くし、患者を静かに横たわらせ、フロイト自身は患者から見えない場所から「さあ、思い出しますよ」と声をかけました。
どんどん思い出していくうちに、患者は、自分の病の原因となった心的外傷(トラウマ)にたどりつくのです。
この自由連想は、私たちが自分の夢を分析するときにも、利用できるような気がします。
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