「厄払い」、「厄除け」って、結局なんなんだろう?
厄年だから厄払いに行ったけど、結局なんの効果があったのか?
色々不思議、疑問点があるのではないでしょうか。
実は、厄払いは神社やお寺さんに行かなくても、日常生活のちょっとした心がけでできるのです。
日々、ちょっとしたときの気分転換、ツイてないと感じるとき、色々なシーンで役立つ厄除け・厄払いのお話です。
◎厄払いというのは……
まず払うというのは、気持ちの引っ掛かりを失くすという事です。
何か緊張するようなことが起きたり、嫌な事を思い出してしまったら、その瞬間に力を抜くと良いと思います。
マイナスイメージやネガティブな事を思った時に、首の辺りからサッと頭の力を抜くと、どこが力み過ぎていたのかが解ります。
抜きっぱなしではなく一瞬でもいいので、そういった事を習慣にするというのが厄払いの基本になります。
厄払い…「払う」の反対語は「穢(けが)れる」です。
「穢れる」とは、「気が枯れる」ということなのです。
やる気が失せる、または、何をやっていいか分からない状態が「穢れた状態」です。
「私は○○ができます!」、「社会のために△△したいです」、「◇◇がやりたい!!」
という
前向きでやる気が充実している状態が、払われた、美しい状態なのです。
「気持ちの引っかかりを失くす」という払いを、毎日少しずつコツコツやっていけば、潜在意識の汚れやストレスとも無縁になっていくのです。
また、お金を払うということは「厄払い」につながります。ですから、人を喜ばせるため、楽しませるために使うと、厄も払え、開運にもつながります。
衝動的に、今しか必要ないものを買うのなら、
人のために、楽しい時間のためにお金を使うとよいでしょう。
◎厄除けは……?
怪しげなものや、自分の感情を乱すもの、自分を非難、批評するものにはあまり積極的に近づかないというのが一番です。
人間というのは、自分を強く非難するような事は気に掛かってしまうものですが、
・理不尽な事を考えない
・関心を持たない
というのが重要な厄除けの基本です。
ですから、
良いものにのって、自分をマイナスに導くようなものは意識しない事にすると良いと思います。
しかし、「関わらない」こと!と言っても、生きていると、理不尽なことに巻き込まれることはとても多いです。よけようと思っても、関わらないよう避けても、巻き込まれてしまいますよね。
人は、「良い感情の思い出」より、「悪い感情の思い出」の方が、長くクヨクヨと考えてしまうものです。そして問題は、悪い人間関係や悪い感情を考えれば考えるほど、悪い物を呼び寄せる心の法則があるということなのです。
これを「よける」にはどうすればいいのか?
悪いイメージを払拭する一番簡単な方法は、
ステキな人に会うこと、ステキな本を読むこと、ステキな映像を見ること、芸術作品を見たり、おいしいものを食べること、尊敬している人と会話をすることです。
ポジティブに物事をとらえ、考えるようにするのです。
ネガティブマインドをよけるということが「厄除け」なのです。
ポジティブに物事を考えるようにし、日々気持ちの引っかかりを失くしていけば、自然と晴れやかな人間になれるのです。