6月の誕生石はムーンストーン、純粋な愛

スピリチュアル
 古くから、世界各地で、ムーンストーンには月の光が封印されていると考えられてきました。

 中世のヨーロッパでは、恋人への最高の贈り物とされてきたムーンストーン。

 今回は、そんなムーンストーンの効能や使い方など、いろいろお教えいたします。

 ムーンストーンのパワーをいただきましょう。


大地の石


   ムーンストーンは鉱物学的には「長石」の仲間です。ほとんどの石が長石の成分を含んでいます。なので、長石は「大地の石」とでも呼べるもの。

 古代インドの農夫たちが、大地の豊作を祈願し、ムーンストーンを農機具にぶら下げていたのは、大地のシンボルとなる石だからなのです。

 大地はさまざまなものを受け入れ、たくさんの命を育てるという母性原理を象徴するもの。この女性的なバイブレーションを、古代人はムーンストーンに感じていました。だから、古来より女性性のシンボルとされてきた「月(ムーン)」を、石の名前にしていったのです。

 ムーンストーンの色は、月光のような白色だけではなく多様で、ガラスのような透明なもの、グレー、オレンジ色、淡いグリーン、黄色、青色、そして、虹色に輝くタイプもありますよ。


受容性を高めます


 母性原理のシンボルである大地と共鳴するムーンストーンなので、そばに置いたり、身につけたりすると、優しい気持ちに包まれ、人の気持ちを素直に受け入れる心のゆとりをもたらしてくれます。

 恋人同士がこの石を持つと、どちらも優しく、穏やかな気持ちになれ、相手の感情を受け入れやすくなりますので、愛が高まりますよ。ムーンストーンが「愛を呼ぶ石」とされてきたのは、このような効能があるからなのです。

 意中の人に贈ると、恋が芽生えたり、友情が愛情に変わったりするともいわれていますよ。

 あなたもムーンストーンのパワーにあやかってみてはどうでしょう。


ヒーリングに使いましょう


 ムーンストーンは、イライラした気持ちを鎮めてくれるので、悪感情に翻弄されているときなど、身につけたり、そばに置いたりすると、ラクになります。気持ちがたかぶって寝付けないときには枕の下に置いて眠るのもおすすめですよ。

 精神面だけではなく、ムーンストーンは肉体にも癒しを与えてくれる石といわれています。特に、女性性に共鳴する石なので、女性特有の生理や出産などの肉体に関係した癒しにも力を発揮するそうですよ。

 ムーンストーンはネックレス、ブレスレット、指輪などいろいろなタイプがありますが、整形していない原石やサザレは、いかにも「大地の石」という雰囲気で、とても良い感じ。

 手頃な価格で入手しやすいので、興味のある方は、お気に入りのカラーのものをそばに置いておくことをおすすめします。



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