9月の誕生石はサファイア、慈愛

スピリチュアル
 青い宝石の代表といえるのが、サファイア。

 「代表」とされてきたのは、他の石では得られない「特別なパワー」を、サファイアが秘めているからです。

 そんな、サファイアのパワーにあやかりましょう。

 今回は、9月の誕生石のサファイアの秘密について、お教えいたします。


鎮静効果を利用しましょう


   サファイアは、ラテン語の「青色」に由来し、日本でも、青い宝石という意味の蒼玉(せいぎょく)と呼ばれてきました。

 そんなサファイアですが、実は、青色のほかに、ピンク、オレンジ、緑、紫、黄、白など、さまざまな色合いのものがあります。

 でも、サファイアのパワーにあやかりたかったら、古代の人が選んだように、青いサファイアがおすすめ。

 古代の人たちは、空と同じ青色のサファイアに、天空の「神の座」のイメージを重ねていました。こうして、サファイアは神聖な石として、中世のヨーロッパでは、ローマ法王や貴族たちが、青いサファイアの指輪を身につけていました。

 青いサファイアは「賢者が身につける石」ともいわれてきましたが、それは、青が優れた鎮静効果を持っているからです。

 青は心を落ちつかせる色といわれています。青いサファイアは、そんな鎮静効果を良好に放っています。

 古代人たちは、心を落ちつかせたいとき、青いサファイアを身につけていました。心が穏やかになると、冷静に物事が考えられ、真実を見抜く知性や理性が高まるため、サファイアは、賢者にふさわしい英知をもたらす石ともいわれてきました。

 冷静な判断力が求められるときや、混乱した心を穏やかにしたいとき、青いサファイアは役立ちますよ。


堅実さを与える石


 サファイアは非常に硬い石です。その安定感が良好な影響を与えてくれます。

 サファイアを身につけると堅実さが高まるのです。

 経営者が身につけると会社の基盤が固まり、家庭内のゴタゴタも、サファイアの堅実さで安定に向かうといわれていますよ。

 そんな効果をナポレオンも利用していたそうです。妻の浮気癖に困っていたナポレオンが、妻にサファイアを贈ったところ、浮気癖がなくなり、人が変わったようにナポレオンに尽くすようになったという逸話があります。

 自由奔放さがマイナスになっていると思われるときには、堅実さを与えるサファイアを役立ててみましょう。


霊を呼ぶ石


 サファイアの他の石にはみられない大きな特徴は、霊を呼ぶ効果が大変強いという点です。

 サファイアは「招霊の石」なのです。

 自分一人の力では無理。精霊などの助けが必要というときには、サファイアを身につけるといいですよ。

 サファイアに引き寄せられるようにして、あなたの援軍となる精霊たちがやってきます。

 サファイアを使って精霊を援軍につけたいときのコツは、良い感情をキープしながらサファイアに触れることです。

 良い感情をキープしにくかったら、嬉しかった、楽しかった、幸せだったという過去の思い出にひたったり、おいしいものを飲んだり食べたりして体を喜ばせてみましょう。良い感情をキープしやすくなりますよ。

 サファイアは、他の石にはない面白いパワーを持っています。それを、上手に引き出し、サファイアのパワーにあやかってみてくださいね。



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