8月20日の満月は「ブルームーン」です。
「ブルームーン」と呼ばれる満月は、めったにみることができませんよ。
そんなレアなブルームーンなのですが、今年(2024年)は、さらにレアな条件が重なった特別な状態の満月になるそうです。
今回は、そんなブルームーンについて、いろいろお教えいたします。
ブルームーンとは?
天文学的な季節というものがあるそうです。
天文学的には、春分から夏至までが「春」、夏至から秋分までが「夏」で、秋分から冬至までが「秋」、そして、冬至から春分までが「冬」と、それぞれ3ヶ月ずつ、4つの季節に分けられています。
この4つの天文学的な季節のどれかひとつ(3ヶ月)の間に、満月が4回おこるとき、3回目の満月が「ブルームーン」です。
今年(2024年)は、天文学的な季節の「夏」に、4回の満月があります。そして、3回目の満月、すなわち「ブルームーン」となるのが、8月20日の満月なのです。
なぜ、「ブルームーン」と呼ばれるようになったのかは定かではありません。月が「青色(ブルー)」に見えるわけではないので、色とは別なところに語源があるといわれていますが、それは、いまだに謎……。
スーパームーンと重なります
ブルームーンは、めったにない満月なので、英語で「まれなこと・珍しいこと」という表現を、「once in a blue moon」と、「ブルームーン」の単語を入れて表現します。
2024年8月20日の満月は、珍しい「ブルームーン」であるだけではなく、さらにレアな現象と重なります。それが、スーパームーンなのです。
月と地球の距離は一定ではありません。1年を通して、遠くなったり近くなったりと変動し、地球に最接近するときの満月が「スーパームーン」と呼ばれています。
8月20日の満月は「ブルームーン」であると同時に、今年最初の「スーパームーン」でもあるのです。
めったに起こらないことが2つも重なる満月が8月20日に見られます。
この満月に願いを向けると、めったに叶わないような願いも、叶ってしまうかもしれませんよ。
星座のパワーも活用しましょう
古くから、満月への祈りには、その位置にある「星座」の力も借りると効果的だといわれてきました。
8月20日の満月は「水瓶座」のところに位置しています。
水瓶座は、古いルールを壊して、新しい理想の世界を実現するためのサポートを与える星座といわれています。
8月20日の満月は非常にレアな現象が重なる特別な状態にあります。いつもとは違う満月なので、新しい何かを生み出す水瓶座のパワーが、より強く働きそうですよ。
これまで、あきらめていたり、躊躇したりしてきたことも、8月20日の満月に願いを投じると、前向きな展開の到来が期待できそうです。
せっかくの機会なので、さまざまなしがらみから心を自由に解き放ち、これまでのあなたとは違う、新しい自分のイメージを月に送ってみるといいですよ。
あいにくの曇り空で、月が見えなくても、月がある方向に気持ちを向けると、「ブルームーン」&「スーパームーン」となる満月に、あなたの思いが届きます。
以上のことを参考に、8月20日の満月を楽しんでみてくださいね。