あけましておめでとうございます。
今年は易で言う「坎(かん)」の年です。
坎という漢字は、土へんに欠けると書きます。
これは、水を表す隠語です。
坎の表す水は、空から降ってくる水、または轟轟と流れ落ちて、地面に深く穴を開けていく、切り込んでいく、そういう状態の水です。
ですから、仕事でも趣味でも集中的にやっているとか、専門的にやっている人の運気が上がる傾向があります。専門家が、評価される年になりそうですね。
2026年に注意してもらいたいことは、目的を決めずにふらふら走り出すこと。
目的、目標をしっかり定めることが重要です。そうしないと鉄砲水になっちゃいますからね。
目的をしっかり見つけて、あなたが楽しめると同時に、社会も楽しめるような個性的な表現、芸術、事業、ネットで発信するのもいいと思いますし、人に何か教えることもいいですね。
そういったことの技術を研ぎ澄ます、知識を深める、そうすればうまくいく年になります。
ぜひ腕を磨いてください。
腕とは、個性を磨くこと。 他の誰でも表現できない、作れない、あなたの個性を生かしてほしいです。
あなたの専門性をより掘り下げる作業そのものが、皆さんの運を良くします。学ぶこと、掘り下げて考え尽くすことは吉です。
同様に内観すること、これも運気を上げます。
自分の心の中を知る事、瞑想、こころを鎮め、集中すること。
これは開運アクションといえますね。
雨の日はラッキーデイです。
良いことが起こりやすいので、お出かけしてみることをおすすめします。お子さんがいたり、可移出が難しい方は、自分の技術を磨く、知識を深めることに時間を使うと良いでしょう。
ラッキープレイスは、滝や流れの早い川。
疲れたとき、滝を見に行くとパワーが充電できるでしょう。
ラッキーカラーは、黒です。
勝負の時、集中したいときは黒を身につけるようにしてくださいね。
水は恵みそのものも表します。
恵みというのは、損得勘定抜きで、代償を求めなくても楽しい愛情のことなんです。
自然の恵みって言うでしょう?
自然は雨を降らせたから水道料金ちょうだいとかね、太陽が電気代ちょうだいとか言わないんですよ。
これが恵みです。自然界は恵みだらけ。
少し懐に余裕があるときにご馳走する、日頃お世話になっている家族や恋人に対して、何がしてあげられるかな、これをしてあげたいなとかね、そうやって気を使っているのに、誰も優しくしてくれない! 代償が返ってこない。これは、恵みじゃありません。
恵みをまわりの人にどう分け与えるか。
それは「ちょっと元気ないね、大丈夫?」の一言でもいいし、ほんの少しのことでいいんです。それぞれが少しずつ周りの人に恵みを意識すれば、それだけでも日本が変わり、地球が変わるはずです。
当然、義務感としてやってもダメですよね。自然に湧き上がる心からの気持ちで行動するのが一番です。最初からは難しいと思うので、恵みを与えるということを意識することから始めてみてください。
ただし、現金を与えると、トラブルになることがあります。先日はお金をもらえたのに、今月はお菓子しかくれなかった……こんな風に、親切が仇になって返ってくることがあります。なので、あなた自身に余裕があって、心から気持ちよくあげていても、これが逆効果なので覚えておいてください。
さあ皆さん、2026年楽しい年が始まりました。恵みある 1年にいたしましょう。
あなたの2026年が楽しくて良い年になるように、全力でお祈りいたします。