暑い時期も快適に過ごしたいもの。それには、涼しく過ごす工夫が第一ですね。
だからといって、クーラーを効かせ、室内をギンギンに冷やしたり、冷たいものを、どんどん食べたり、飲んだりしていると、体調を崩してしまいます。
なにか、良い方法はないものでしょうか……。
そこで、今回は、スピリチュアルな観点も含め、涼しく快適に過ごすコツを、お教えいたします。
古人の知恵を使いましょう
遮光カーテンは、涼しさを高める定番アイテムですね。そのような「日光を部屋に入れないための工夫」は、実は、江戸時代以前の日本人が、いろいろ考えてきたことでした。
実は、家の中に置いたカーテンなどで日光を遮るより、家の外に何かを置いて日光を遮った方が、涼しさの効果が高いといわれています。
窓の外側に、スダレやヨシズを設置したり、朝顔などの蔓性植物をはわせたりするのは、日本の伝統ですが、実はこれがとても効果的なのです。
スダレなどは見た目も風情がありますね。植物による「グリーンカーテン」は、蒸散作用で周囲の温度を確実に下げてくれます。
ここに風鈴などの「高い響き」が加わると、すっかり、昔の日本の夏の風景です。
風鈴の発する「高めの音」は、脳をリラックスさせるので、自律神経が整い、末梢血管が広がって、体から熱が逃げやすくなるため、涼しさが増すのです。
昨今の住宅事情では、軒先に風鈴をぶら下げることは難しくなっていますが、締め切った部屋の中で、エアコンの風を当て、風鈴の音に耳を澄ますのは、ありかもしれませんよ。
このように、クーラーのなかった時代の日本人の知恵は、現在も役立つものが多いですよ。
手のひらを冷やしましょう
手のひらには、「体温調節のための特別な血管(AVA血管)」が走っています。この血管を冷やしてみましょう。
そうすると、冷えた血液が体の内部を巡って深部体温を下げるので、涼しさを感じることができますよ。
だからといって、氷の塊を握るのは逆効果です。冷たすぎると血管が収縮し、血の巡りが悪くなるので、深部体温がなかなか下がりません。
コツは、10度から15度ぐらいの冷たさ(冷たい缶ジュースぐらいの温度)を、手のひらにジンワリと与えることです。そうすると、冷えた血液が大量に体内を巡るので、素早く深部体温を下げることができますよ。
これなら、屋外のクーラーのないところでも使えますね。自販機で冷えたジュースなどを飲む前に、ちょっと手のひらを冷やしてみるのが効果的ですよ。
その際、手のひらのマッサージもしておくといいです。
手のひらは「全身の縮図」といわれ、たとえば、頭部(脳)は親指の腹、消化器系は手のひらの中央、泌尿器系は手のひらの下部中央など、人体の特定の臓器や器官に対応しているといわれています。
暑さで不調を感じている体の部位があったら、そこに対応する部分のマッサージをしてみるといいです。手のひらの「反射区(面)」や「ツボ(点)」はネットなどで簡単に調べられますよ。
「天の気」を取り込みましょう
スピリチュアルの世界では、古くから、「大自然を流れるエネルギー(気)」について語られてきました。
「気」は、宇宙からやってくる「天の気」、人々の間を流れる「人の気」、大地をめぐる「地の気」の3つに分類されることが多いです。
ここで注目したいのは「天の気」。
「天の気」が体に取り込まれると、体が冷えるといわれています。なので、涼しさを求めたいときは、「天の気」が役立ちますよ。
「気」は、「特定のポーズ」や「イメージ」によって動く性質があります。
「天の気」は、頭頂の「百会(ひゃくえ)」や、手のひらの中心の「労宮(ろうきゅう)」と呼ばれるツボから入りやすいといわれていますよ。なので、頭の上に物を持ち上げるようなポーズで、労宮を上に向け、リラックスしてみましょう。
これだけで「天の気」を受けられますが、ここにイメージを加えると、もっと効果が上がりますよ。
たとえば、宇宙からやってくる清涼な水が、労宮や頭頂から入って、背骨をつたい、下半身から抜けていくイメージです。
手を上げるのがつらいという人は、宇宙からやってくるエネルギーが頭頂から入り込んでくるイメージだけでもOK。立っても、座ったままでも大丈夫です。
これをやっていると、不思議と心地良い「冷感」が出てきます。ただし、スピリチュアル的に敏感な体質の人は、冷えすぎるおそれがあるので、適度なところでやめておきましょう。
暑さの厳しい時期がやってきますが、以上のことを参考に、快適な涼しさを楽しんでみてくださいね。