日本のように雨が多く、水に恵まれているところで暮らしていると、「水のありがたさ」を忘れがちになります。
8月1日は「水の日」。
この日にちなんで、水のありがたさを見直してみるのも良いかもしれません。
今年(2026年)は、大自然のエネルギーが、水に共鳴しやすくなっています。水に気持ちを向けると、運気アップが期待できるというわけなのです。
そこで、今回は、「水に関するウンチク」を、スピリチュアルな観点も含め、あれこれお教えいたします。
「水の日」は「自分を見つめ直す日」
暑さが本格化する8月は、涼しさを求め、水の使用量が1年で最も多くなる時期です。水資源が豊富な日本でも、無駄遣いをすれば、あっという間に水不足になってしまいます。
そこで、1977(昭和52)年に、水の大切さに対する国民の関心を集める目的から、8月1日を「水の日」に制定し、この日から始まる1週間を「水の週間」と定めたのです。
成人の体の約60%は水分でできており、赤ちゃんでは約80%にも達します。つまり、私たちは「半分以上が水でできている存在」なのです。
そう考えると「水の日」は単なる「節水の日」ではなく、「自分自身を見つめ直す大切な日」だともいえますよ。
水に流す習慣で心と体をクリーンに
日本語には「水に流す」という表現があります。これは「過ちや嫌な出来事、相手を責める感情など、心の中にあるネガティブなものをクリーンにする」という意味で使われます。こうした表現があるというのは、
古くから、日本人が「水の浄化力」を知っていた証拠です。
川、海、滝などの水に触れ、罪やケガレを洗い流して心身を清める所作を「禊(みそぎ)」といいますが、たとえば、神社へ行くと手水舎で手と口を清めるように、現在もその所作は日本文化のあちこちに残っています。
今も、日本人にとって水は、「体」だけでなく「心」まで洗ってくれる特別な存在なのです。
日本のパワースポットの多くは、明治神宮の「清正の井戸」のように、湧水のある場所にあります。湧き出る水に重なるように、大地のパワーが放出されているのです。また、滝のように上から落ちてくる水は、宇宙のパワーを引っ張ってきます。
暑い時期は、湧水や滝のような、水のある場所でくつろいでみると、心身の疲れが洗い流されていきますよ。そうした場所は、たいてい「神域」とされています。これまた、古人が、水の力を知っていた証拠なのです。
水のある「神域」に出かける暇がないときは、心に居座るネガティブな感情や邪気を洗い流す簡単な方法を利用してみましょう。
流水などに右手を当ててみてください。次第に心がラクになっていくのを感じられるはずです。
スムーズな水の循環が強力な開運法
暑くなると、心がモヤモヤしたり、やる気が出ず、すべてが面倒に感じられたりしがち。
これは「怠け心」ではなく、体からの「水分不足のアラート(警報)」なのです。
体の約60%が水分。しかし、「脳」に限ってみると、水分の割合は約80%にも達します。脳は、体の中で最もみずみずしく、水の影響を受けやすい繊細な臓器なのです。
暑さで体の水分が失われると、脳の水分量も減少し、血流が滞って自律神経のバランスが崩れてしまいます。
その結果、「やる気が出ない」「イライラする」といった症状が引き起こされるのです。
なので、喉が渇く前にこまめな水分補給を意識することが大切になってきます。しかし、冷たいものを一気に飲むのは避けましょう。内臓が急に冷やされると自律神経が乱れ、夏バテの原因になってしまいます。
体に入れる水分は、常温の水や白湯など身体に優しい温度の液体を意識して摂るようにしてくださいね。
古くから「流水は腐らず」という言葉があるように、絶えず流れている水は濁ることがありません。私たちの体もまったく同じです。新鮮な水を体に取り入れ、汗や尿として外へ出していく。
この「スムーズな水の循環」をキープすることが、体の中にネガティブなエネルギーや腐敗を溜め込まない有効な開運法になりますよ。
「水の日」をきっかけに、この夏は、新しいことを頑張って付け足すのをお休みし、 代わりに、例えばイライラした気持ちを流す、自分を追い詰めてしまう完璧主義を流す、SNSを見て他人の輝きと比べてしまう気持ちを流す……など、今の自分にとって不要なものを水に流すと、心に決めてみましょう。
朝起きたときや夜寝る前、水分をとりながら、「今日、私は何を水に流そうか?」と、自分自身に問いかけてみるといいですよ。
この問いかけが、猛暑で乾ききった心と体をやさしく解きほぐし、暮らし全体を軽やかに整えていくはずです。