洗面所は身づくろいをしたり、手を洗ったり、排泄をしたりする場所です。つまり、自分の体面や表面的な部分にかかわることや、イヤな一面あるいは見たくない問題点を暗示すると思われます。吉夢の場合は、自分がイヤだと思う課題などに集中することで、現状を打破し、乗り越えていけるという予兆です。洗面所で顔を洗う夢は、自分のプライドに関する問題がいい方向へ変化することを示します。洗面所で鏡を見る夢は、自分を見つめ直す作業とかかわりがあります。
自分の体面にこだわることで運気が低下するか、あるいは目をそむけていた問題点に直面せざるを得なくなるという暗示です。洗面所が何となく暗い場合は、問題点が根深いことを意味します。また、他人の家の洗面所を夢に見た場合は、今かかえている問題が自分の力だけではどうにも解決できなくなって他人の力を借りる必要があるか、問題自体が自分以外の人間と深くかかわっている可能性があります。
体裁をとりつくろうのに疲れてきた、あるいは飽きてきた時期かもしれません。言い換えれば、最初のトキメキや盛り上がりがいくぶん冷め、お互いの真意を確認する時期にさしかかってきたとも考えられます。もしも、相手の問題点やイヤなところが見えてきて、それにウンザリしているのなら、さりげなくそのことを伝えてみるのもいいでしょう。問題点を放置してしまうと、それがどんどんふくらんでいく可能性があるので、今のうちに少しずつ手を打っておくのが吉です。