ユング4
今回は、ユングが提唱したアーキタイプ(元型)のひとつ、「シャドウ」について説明しましょう。
シャドウとは、ご承知のとおり「影」を意味する言葉であり、ユングのいうシャドウもまた、私たちの心の暗い部分を指します。
ユングはこれを「自分がなりたくないと思っているもの」と、定義しました。前回お話しした「アニマ」「アニムス」が異性の形をとって夢に現れるのに対して、シャドウは同性の形をとって現れ、悪夢を運んで来るのが常です。
たとえば、私たちが見たくないと思っている光景を見せたり、聞きたくないと思っている言葉を浴びせかけたり、まさに黒い影となって、どこまでも追いかけてきたりします。
ただ、シャドウは排除すべきものではなく、自分の中に統合すべきものだと、 ユングは説いています。先に触れたとおり、シャドウは「自分がなりたくないと思っているもの」、すなわち、日常生活の中で私たちが目をそむけている一面でもあるのです。
それを直視し、そうした面が自分の中にもあるのだと納得し、その力を利用していくことが、シャドウと和解する道といえます。
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