一年の計は初夢にあり!今年のうちに知っておきたい初夢ノウハウ

自分自身
 2017年を占う大切な初夢。ステキな夢を見てはずみをつけたいところ!

 とはいえ…初夢っていつ見た夢のことだろう? と悩んだことありませんか? そんな初夢のいろいろをお話しましょう。

◎初夢っていつ見る夢?

 初夢の定義を「年が明けて初めて見る夢」とするならば、大晦日から元日にかけて、すでに初夢を見ている可能性があります。

 しかし、かつての日本では、大晦日には眠らずに歳神様をお迎えするという風習がありました。そのため、この日の夢を初夢とするわけにはいかなかったようです。

 また、2日の夜から3日にかけて見る夢を初夢とする考え方もあり、江戸時代後期にはこれが定着したといわれます。これは、かつては2日が仕事始めの日で、書き初めや初商いなどの行事が行われたため、それに影響されたようです。

 現代では、元日の夜から2日の朝にかけて見る夢を初夢とする考え方もあります。

 「開運夢診断」では【年が明けてから、最初に印象に残った夢】を「初夢」としています。

 ですから、元旦や2日の夜に夢を見なかったからと言って、がっかりしないでください。
 夢を見るタイミングには個人差があります。

 新しい1年がどうなるのか、あなたの深層心理からの初夢メッセージを聞き逃さないでくださいね。

◎縁起がいい夢といえば……

 さて、初夢といえば、「一富士、二鷹、三茄子(いちふじ、にたか、さんなすび)」という言葉を聞いたことがあると思います。

 これは、初夢に出てくると縁起がいいとされるシンボルで、江戸時代初期にはすでにこういう考え方があったそうです。
 ただし、何を根拠にこのような言い伝えが生まれたのかは、定かではありません。

 一説によると、徳川家康が「富士山、鷹狩り、初物の茄子」を好んだため、それにちなんだとされています。

 また、別の説では、徳川家康ゆかりの地である駿河国(するがのくに)で高い物のトップ3を、富士山、愛鷹山、初物の茄子(値段が高かった)の順に並べた、ともいわれています。

 このほかにもいろいろな説があるようです。江戸時代からすでに夢に関心があり、縁起がいいと持て囃されていたのですから、歴史が深く面白いものですね。

 他にも気になる夢を見たときは、夢辞典で検索してみてくださいね。

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