戦国時代には、他人の吉夢を買うという開運法があった日本ですが、今ではすっかり廃れてしまいました。 それはきっと、ライフスタイルや価値観が非常に多様化して、多くの人が心の基軸を見失いがちなせいかもしれませんね……。
また、夢には非常に個人的な精神世界といった側面もあります。 それゆえに判断が難しく、「自分自身にとって何が吉夢か」という問題に、シンプルに回答を出すことも難しいかもしれません。
でも、なんとなく良い夢を見て、サッパリとした気分で一日を始められた、という経験はあるでしょう。
そこで今回は、そんな、ちょっとだけ良い気分になる自分だけの吉夢呼び込みテクニックを紹介します。
基本的には、こんな寝方をするとうなされる、ということの正反対を心がければ良いだけなので、難しく考える必要はありません。
締め付けるような下着をつけず、ゆったりとした木綿の清潔なパジャマを身につける
暑すぎず、寒すぎない状態に寝室の温度を調整する
就寝前の2時間以内には食事やカフェイン、強いアルコール飲料を摂取しない
シャンプー後の髪は完全に乾かしてから横になる
といったことに気をつければ大丈夫でしょう。
でもそれだけでは心許ない……と思うあなたには、以下のプラスアルファの秘法がお勧めです。
その1:月の光を浴びながら眠る。
もちろん個人差があることではありますが、月光には女性ホルモンを調整し、穏やかな夢の国への旅路を整える作用がある、という言い伝えがありますので、人によってはこれがドンピシャかも。
とてもロマンティックな気持ちで眠りにつけるのは確実なので、窓の側に寝ている人は、ぜひ一度お試しあれ!
その2:レモンやライムのスライスを枕元におく。
柑橘系の香りは興奮した神経を静め、静かな眠りと甘い夢を運んできてくれるといわれています。
アロマセラピー用の精油などを使うときは、かすかに香る程度まで希釈しておきましょう。
香りが強烈すぎると、逆に悪夢にうなされるかも?!
ヘイズ 中村
病弱な幼少時代を多くの書籍を友に過ごし、神秘世界へのあこがれを募らせるようになる。中学生頃から本格的に西洋密儀思想の研究を開始、成人してからは複数の欧米魔術団体に参入し、学習と修行の道に入る。メディアを通じて伝わるギャップに嫌気がさし、現在はメディア出演NGながら、魔女・占い師として、様々な魔術書や占い書の翻訳と執筆を主な活動とし、現在も第一線で活躍する日本魔女界の重鎮にして、日本屈指の占術家。
他にも気になる夢を見たときは、夢辞典で検索してみてくださいね。