新型コロナウイルスの影響もあり、世の中、不安なことが多くなってきました。こんなときだからこそ、不安な気持ちを落ち着かせて、笑顔で過ごしたいものです。
でも、いったいどうしたらよいのでしょう。
今回は、不安な気持ちを落ち着かせ、日々、笑顔で過ごすためのヒントをお教えいたします。
責める気持ちをなくしましょう
日々、笑顔で過ごすためには、まずは人を責める気持ちをなくすことが先決です。
人を責めてみてもスッキリするどころか、自分の気持ちが重く、暗いものになっていくものです。また、「責める気持ちが強い人ほど風邪をひきやすい、体調を崩しやすい」ともいわれていますよ。このように、
誰かを責める気持ちは、自分自身の心身に意外なほど大きなダメージを与えます。
なので、イラッとくる人がそばにいたとしても、深くかかわらないのが一番です。責めてみたところで、その人は反省するどころか、逆ギレしてあなたに悪意を向けてくるかもしれません。なにより、誰かを責める気持ちはブーメランのように自分に戻ってきて悪影響を与えるおそれがあります。
人を責めても利益になることはないので、「責める」という気持ちをなくすことが大切。とはいうものの、なかなか、この気持ちをなくすのは難しいものです。もし誰かを責めたくなったら、良い方法があります。
「この人は、かわいそうな人だなぁ」と思ってみましょう。 責めたいという気持ちがスーッと引いていきますよ。
人を責める気持ちがなくなってくると、心が軽やかになり、笑顔が自然にあふれてきます。
のんびりしましょう
予定していたことがキャンセルになったり、仕事が予期せぬ事態で休みになるなど、突然、自由に過ごせる時間が増えることがあります。そんな時は、変に焦ったり、将来を心配するのではなく、与えられた自由な時間をのんびりと楽しんでみましょう。
コツは、日々の生活の中に小さな幸せを見つけ、ゆったりと味わうことです。
たとえば、朝起きてカーテンを開けたら、青空が広がっていた。それを見て、「あぁ〜、いい天気だなぁ」と青空をゆったりと眺めてみる。流し込むように食事をとるのではなく、「おいしいなぁ」とゆっくり味わいながら食事をする。道端に咲いている花に目を向け、「きれいだなぁ」と、ちょっと立ち止まって美しさにひたる……みたいな感じです。
このように過ごしているうちに、不安な気持ちは自然に消え、穏やかな笑顔につつまれていくようになりますよ。
笑顔の物をまわりに置きましょう
笑顔を向けられると、笑顔でこたえたくなるという習性を人はもっています。 これを上手に活用してみましょう。
たとえば満面の笑みをたたえた大黒様やエビス様、あるいは、にこやかな表情のぬいぐるみやマスコットなどを身のまわりに置いてみましょう。
それらが、あなたに笑顔を与えてくれるはず。
このような感じで過ごしていくと、今の不安なこと、心配な気持ちも落ち着き、穏やかな笑顔で毎日を送れるようになっていきますよ。