令和元年、本格的に動き始めた感じですね。
実は、新天皇が即位し、元号が変わっただけではないのです。
私たちの運勢に、改元は非常に大きな影響を与えます。
いったい、どのような影響を与えるのでしょうか?
どうしたら、改元の影響を上手に活用し、幸せに過ごせるのでしょう?
今回は、みなさんの良き運勢に改元の影響を結びつける方法をお教えいたします。
リセットの刺激が打ち込まれる
日本国憲法の第1条に、天皇は「日本国民統合の象徴」とあります。スピリチュアルな観点で考えてみると、このことは、確かに当たっているのです。
私たち日本人の心の奥深いところは、地下水の流れのようにつながりあって、1つの大きな「日本人」という心のまとまりができています。
このような「心のまとまり」を、心理学では「集合的無意識」という表現を使っていますが、ここに、天皇は大きな影響を与えているのです。
新しい天皇の即位は、日本人の「心のまとまり」に、「これまでのものは終了させて、新しくやり直しましょう」という刺激を与えます。
このような「リセット」の刺激が、私たち一人一人の心の中に打ち込まれる。これが、改元が私たちに与える影響なのです。
過去とのつながりがリセットされる
リセットの刺激は、潜在意識と呼ばれる、ふだん私たちが意識できない心の深い部分に打ち込まれ、潜在意識に流れ込んだ刺激は、私たちに多大な影響を与えます。潜在意識に目的とするイメージを流し込んで、願望の実現を目指すイメージトレーニングは、これを応用したものです。
改元によるリセットの刺激が心の深いところに流れ込むと、私たちは、過去とのつながりを無意識のうちにリセットしてしまいます。
これは、今までのご縁がリセットされる、つまり、無になってしまうということですから、良くも悪くも一大事です。
つなぎ直しましょう
別れたいのに別れられない、離れたいのに離れられないという人は、今が悪縁を断ち切る絶好のチャンスといえます。
これまで断ち切れなかったものが、意外にスムーズに断ち切れそうです。
改元の時期は悪縁だけではなく、良縁も断ち切れやすいので、これまで大事にしてきた人との関係を、この時期、もう一度、あたため直しましょう。たとえば、お世話になってきた人にあらためて感謝の気持ちを届けてみたり、家族やパートナー、そして親友といった大切な人たちとの絆を深めるための何かを企画してみるのです。ちょっとしたお食事会や旅行などでOKですよ。
これまであなたが大切にしてきた人間関係が、改元の影響を受けてギクシャクしたものにならないように、心と心を丁寧につなぎ直していきましょう。
悪縁は改元の影響を上手に利用して断ち切る。良縁はあたため直す。
こうした心がけが、あなたに、幸せな運勢を引き寄せてくれるはずです。