2020年上半期夢ワード検索ランキング |
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ためになる夢知識 |
(昨年5位:好きな人)
ちょっとこの統計を見て安心した面があるんです。
コロナ禍と言われる、今回の未曾有の出来事。僕はみんなのメンタリティーがどうだったかなっていうのをすごく気にしてたんです。
けれど、比較的マイナスの影響が夢に出てないというのは、すごく安心しました。
2010年から2015年にかけて、「車」の夢が、それまでずっと一番できていたのですが、「トイレ」の夢が一番に変わった時に、僕は危惧したんですよ。
というのは、2015年って昔から多くの能力者たちが、大きくスピリチュアルのシーンが変わると言っていたんですね。世間では2012年くらいにアセンションとしてね、騒がれたと思うんですけど。能力者の実際の声は、2015年だったわけです。
それが夢に表れていました。
「トイレ」の夢って言うのは、地球総整理というか、心の中から捨てなきゃいけないものがすごく増えた、ということ。
同時に、インターネット、SNSも含めて急激に普及し始めた時代の象徴として、毎日捨てなきゃならない情報の方が多くなった。
一度目に触れたものを捨てるって作業の方が、意外としんどいってことが、みんな分かってきたんですよね。「いいね」に振り回されすぎる、悪い批判が忘れられない。
なんというか世論がサラサラとしてなくて、粘り気があり過ぎちゃって大変な時代になっている。そういう時代に突入してしまったのでしょう。
だから、今回のコロナも、早く乗り越えていかなきゃいけないですね。
最善の注意を払いながら、心の中では素早く乗り越えていく。
心がべたついたり、人のせいにする、人を嫌うみたいなことが拡大するとしたら、これは大変な問題なんですよ。
今も、やっぱり捨てなきゃならないものが増えていってる時代のまま。 今年も「トイレ」が最上位であって、「車」が二番手です。
「車」は、積極的に未来に向かって走って行く道具。
「トイレ」は、捨てる場所です。
だから、捨てる作業が激しくなっていって、未来に力強く走りだすパワーがちょっと後ずさりしているって言うのは、大変だねって状況を2015年から同じように抱え続けているようです。
しかし希望は、2018年から三年間、「芸能人」が三番手になってることなんですね。
「芸能人」の夢は、自分でクリエイションして、自分を商品にして、外側に表現しようとする人たち。これが三番手を飾っているっていうのは、自分に何ができるかっていうことみんな真剣に考え始めてるってことなんです。
そして、2020年特に面白いのが、四番手に「仕事」の夢がある。
仕事するっていう積極性が出てきてるってことですから、すごくいいと思います。
なんと5位は「犬」です。
「犬」の夢は、積極的にリーダーシップを取らなきゃ、私が変えなきゃ、私が私を変えなきゃ、私がみんなを引っ張らなきゃっていう思いの割合がすっごく強くなってきたことの表れだと思います。
その次に「好きな人」。
私が好きなことってホントは何だろう? って、個性的な好きなことをすごくやりたくなってきてる表れだと見ています。
ただ、「猫」も上がってきちゃったですね。
7位の「猫」の夢は、家にいなきゃ、隠れてなきゃ、っていう思いがコロナの問題で刺激されて、強くなっているっていうことだと思います。
そして、このランキングを取り続けて初めてのことですが、「セックス」の夢が、「キス」の夢の上位にいるということです。こんなことは今までなかったんですね。
これは非常に特徴的だと思います。
甘噛みの人間関係よりも、きちんと深く愛されている実感のある人間関係を創出したいっていうことが、ここで言うセックスの意味でしょう。
コロナ禍で気落ちしている中、そういったものがしっかり前出てきているっていうことが僕は凄く嬉しいことだと思います。
あとは、「逃げる」が下がってきているのも嬉しいことです。
ここ三年、芸能人が3位に浮上しているのと同時に下がってきているんですね。これは面白い傾向です。
自分を卑下したり、自分の調子の悪さを他人のせいにしたりという姿勢が、低くなってきてると言うことを表しているんですね。
政府が悪い、社会が悪いって言う人は世論的にはいっぱい出てきたけれども、意外とみんなそう言いながらも、自粛をした。そういうことを律してきたという、これは勲章だと思っていいように思います。
総評としては、みんなが落ち込んだり、傷付いたりしてるかなと思ったら、頑張って自粛しながらも、将来に対して積極的になってきた。
人間関係にしても、もっとちゃんと築き直そう、大切な人が誰かを感じ直そうとし始めてる。そういうすごく前向きなものが出てきていると思います。周りの人たちのために何ができるのか、っていう具体的なとこまで踏み込んでるっていうことだと思いますね。
ただ、当然「いいね」がいっぱい欲しいとか、薄っぺらい自己表現とか、言葉の上でかっこつけてSNSで仮面をかぶるみたいなものもあるんです。
そういう薄いものもあるのと同時に、すごく深いもの、人ときちんと繋ぎ直すというものも強く出てきていると僕は思います。
ここからみて、2020年下半期にもっとしあわせになるためのアドバイスがあるとすると、「時間管理をしっかりする」ということです。
自分のパワーを感情で空消費しない、空焚きをしないというか、ぱっと見面白いものとか、艶やかなものに飛びついて、よりお金を失ったり、力を失うようなことがないようにしてもらいたいんです。
ですから、楽しいことを、楽しいところでぱっと辞めて、次に切り替えるってことすごく重要です。そうすると、次に切り替えたあんまり楽しくないことも、楽しく過ごしやすくなるですね。いい感情で切り替えたことは、いい感情に繋がりやすくなる。
つまり、楽しいことをだらだらやり尽くしちゃって、楽しい人とのお喋りの時間をやり尽くしちゃって、あ、こんなに時間を無駄にしちゃったってことをしないようにしましょう。
ステキなデートは、すっごく楽しい! もっと一緒にいたい! と思ったときに、次の約束をして帰るのがいいんです。これはなかなか大変なことですけどね、それがより幸せを引き寄せる方法と思って実践してみてください。
もうひとつは「書いてみる」こと。
自分の目標、思ったこと、描いたイメージを、パソコンやスマホに打ち込むのではなく、実際に手で書いてみるということが、幸運を引き寄せます。
自分だけが分かる雑なメモでもいいですから、ちょっとずつ試してみてください。
下半期がみなさんにとって素晴らしいときとなりますようお祈り申し上げます。