今年もっとも多く見られた夢は？「今年の夢2020ベスト10」大発表！ |
|
| ためになる夢知識 | |
(昨年1位:トイレ)
(昨年2位:車)
(昨年3位:芸能人)
(昨年4位:好きな人)
(昨年5位:仕事)
(昨年6位:犬)
(昨年7位:家)
(昨年8位:猫)
(昨年9位:虫)
(昨年10位:キス)
まず、月間のランキングで気になったのが、5月に、今までではあり得ないくらい上位に「元彼」が来てるんですよ。5月というと、緊急事態宣言で、外出自粛をしていた時期ですね。
これはね、昔はよかった、という心理的な背景が出ているんだと思います。こんなにハッキリ夢に影響が出るんだと、正直驚きました。
年間ランキングを見てみますとね、あまり大きな変化がないので、基本的には安定していると思います。
しかし、7年前までは、「車」の夢が独走していたんですけど、もう「トイレ」を超えることはないんでしょうかね。「車」は、自由に自分の人生を走らせることの象徴で、「トイレ」は捨てることの象徴。ですから、自由に人生を走らせるよりも、捨てること、忘れることの方が大事な時代になっているのかもしれません。
「家」がガクっと下がり、「逃げる」が少し上がっています。そして「子供」も少し下がっているので、家にいることにうんざりしている想いや、未来が見えないことに不安を感じているように見えます。
「バス」が上がっていることはポイントかもしれません。バスっていうのは、集団で何かやろうっていう発想なんですね。例えば、マンガのワンピースのような、鬼滅の刃もそうですが、みんなで頑張って解決していこうって言う発想。そういう組織を信じるとか、仲間を信じる、大切に思うということが、2020年の特徴であり、これは2021年にも影響するでしょう。
新コロナに、国民全員で立ち向かわなきゃ！ という思いもあるのかもしれませんね。
2021年は、易の八卦で言うと「離（り）」の年、離の運勢なんです。特徴は、人の感情が激しくなる、火事、火山活動やテロみたいな暴動が増えるというネガティブな要素が考えられます。
ポジティブな面だと、華やかになったり、景気が良くなったり、派手なもの、美しいものが注目されやすいんですね。
こういう来年の運勢というのは、10月くらいから、徐々に夢に反映されるものなんです。
そういう目線でランキングを見てみると、例年に比べるとそこまで影響が出ていないことが気になります。激しい変化というよりは、緩やかに離の運勢に移行するのかもしれません。
離の影響の良い部分が「自転車」が上位に入ってきていることですね。これは、独立独歩、自分の力で切り開いていくという意味があるんですけど、個人のやる気が出てきてる、自分の力で何とかしなきゃっていう思いが強くなっているってことは言えると思います。
「家」が下がっていることで、外へ出て行きたい気持ち、衝動は強く表れていますね。
そして、「キス」「セックス」から表れる、人を無防備に受け入れることを表すシンボル。その反対の意味の
「虫」は、感情の高ぶりや、自分を守る、防衛する、人を拒絶するというシンボル、両方がランキングを上げています。
人を受け入れていきたい反面、激しく拒絶する気持ち、これは、新コロナが関係しているのかもしれませんが、そうした反対の気持ちが盛り上がっているところを見ると、妙な喧嘩が多くなるのかもしれません。ネットの炎上もそうですが、公共の場での人のぶつかり合いが多くなりそうですね。
有名な人がぶつかり合うことや、それが事件に発展するようなことが起こるかもしれません。あとは、芸能人のスキャンダルが、もっと増えるかもしれないですね。
良い方向で行くと、昔良かったものが再び甦るとか、受け入れられなかったことが受け入れられるようになって、今まで無縁だったもの同士がくっつき、大きな発明、発見につながることがあるでしょう。
なにか新しいものが、家族のように組み合って成功するとか、新しい形態が生み出されそうな気がします。つまり、新しい形態の会社が誕生したり、新しいシステムのビジネスが生まれることに繋がると感じますね。
だから、人と人とが新コロナで分断された、しかし、また新しい形で繋がり直していくという元年になるんじゃないでしょうか。
みなさんにとって、2021年が良い年になりますように。
