海の色を思わせるアクアマリンは、清らかで穏やかな印象から、優しさと癒しをもたらしてくれる石として、古くから愛されてきました。
今回は、そんなアクアマリンのウンチクと、アクアマリンのパワーを最大限に発揮させる効果的な使い方をお教えいたします。
海をイメージさせる石
アクアマリンの「アクア」は水、「マリン」は海を意味しています。
透明感のある青系の色合いが、穏やかな海を想起させ、アクアマリンという名前がつけられました。
船乗りたちは、穏やかな海の象徴としてアクアマリンを崇め、航海安全のお守りとして大切にしていたそうです。
古代ローマでは、月の女神ディアーナの石とされていました。海と月の関わりは、とても深いものがあったからです。
中世のヨーロッパでは、月光やロウソクなど、やわらかな夜の光の中で美しく輝くことから、夜会用の宝石として好まれていました。
月の光を受けると独特な輝きを発する石ということから、「人魚の石」と呼ばれることもあったそうですよ。神秘的な海の色の輝きが、人魚を連想させたのでしょうね。
人間関係を穏やかに良くする石
アクアマリンは、ゆっくりと時間をかけ、きれいに結晶してできた石です。この生成プロセスが石に転写され、アクアマリンからパワーとして発散しています。
なので、じっくりと丁寧に、一歩ずつ物事を進めなければならないとき、アクアマリンを身につけると、最良の結果が得やすくなりますよ。
物事の土台となる、とても大切なことは、一歩ずつ、慎重に進める必要がありますね。そんなときに、アクアマリンを身につけると、あなたの強力な守護神となってくれます。
特にアクアマリンが活躍するのは人間関係です。
人と人の大切な関係をじっくり育てていきたいときにアクアマリンを身につけると効果的です。人と人を調和させるパワーをいただけ、良好な人間関係が育めますよ。
オススメの産地は
アクアマリンの代表的な産地はブラジルです。とりあえずブラジル産を選んでおけば安心できます。
最近、アフリカでも質の良いアクアマリンが発見され、評判が高いです。
アフリカのモザンビーク産のものは特に美しく、「サンタマリア・アフリカーナ」という称号が与えられるほどの人気を博しています。
良質の石がお求めやすい価格帯でいろいろとありますので、この機会に、お気に入りのアクアマリンを見つけておくのもよいかも。どうぞ、参考にされてくださいね。
