時の記念日、幸せなときを過ごす

バラエティ
 6月10日は「時の記念日」です。

 今回は、それにちなみ、どのように時間とかかわっていったら開運できるかのコツをお教えいたします。

 これを知ると、あなたの日々の生活に、さらに幸せがもたらされるかも……。


願望実現の期限を設定しましょう


 6月10日が「時の記念日」となったのは、671年6月10日に、日本で初めて時計(「漏刻」という水時計)が使われるようになった故事にちなんでのことです。

 この「時間に関係した記念日」があるのは6月。もう一年も半ばです。きっと、みなさんも、年の初めに「今年はこうしたい」「こうありたい」といった願かけをしたのではないでしょうか。その願いを、ぜひ、実現させたいものですよね。

 実は、願望実現の可能性を高めるコツがあるのです。

 それは期限を設定すること。

 たとえば「そのうち、やろう」と思っても、なかなか実行に移せないもの。でも、「明日のお昼までにやろう」と日時をはっきりさせると、実行の可能性が高まります。

 なにかを願う場合も同じで、漠然と「いつか叶えてください」だと、なかなか形になりにくいのです。そうではなく、「3ヶ月後に」といった感じで期限を決めると、願いが叶いやすくなります。

 もし、年初の願かけに期限を決めていなかったら、今からでも遅くありません。「いつまでに」という期限を加えて願をかけ直してみましょう。期限内に、すでに願いが叶い、喜んでいる自分をイメージで先取りすると、一層効果的ですよ。


最初と最後を丁重に


 たとえば、夜11時から翌朝6時まで睡眠、朝7時から7時半まで朝食、午前9時からお昼まで仕事……のような感じで、私たちは、日々の時間の流れの中に、いくつかの区切りを作っています。

 これらの区切りの中で、大事にしたいものがあったら、その最初と最後の場の雰囲気を丁重に整えてみましょう。そうすると、時間の流れは、あなたに大きな力を与えてくれますよ。

 古くからの儀式などで、最初と最後を壮麗な音で飾ったり、神聖な所作などを置いたりしたのは、時間の流れを味方につけようとしてのことなのです。そうしないと、何も得るものがないまま、時間はダラダラと流れていってしまいます。

 これをあなたも活用してみましょう。なにかを始める前、そして終える時にプチ儀式をしてみるといいですよ。

 あなたが幸せを感じられる画像を眺めてもよいし、澄んだ音のする鈴などを鳴らすのもいいですね。気分がスッキリできるものを飲むのもおすすめ。とにかく、始めと終わりの場の雰囲気を丁重に整えるだけで、あなたを通過していく時間は充実し、あなたに幸運を与えてくれるようになりますよ。


最後を良い感情に


 時間の流れと良いお付き合いをするためのさらなるコツは、物事の最後を良い感情で終わるということです。

 たとえば、レストランでおいしいものを食べ、さぁ、帰ろうかというとき、店員さんから不快な言葉をかけられたら、これまでの楽しさは一気に吹き飛び、不快な思いだけが残ることになります。

 逆に、友達と喧嘩して、不快な気持ちがマックスになっていたとしても、最後に、「こんなことを言うのは、あなたのことが本当に心配だから」みたいに言ってくれたら、今までの不快な気持ちが消え、喜びの余韻が残ったりするもの。

 このように、物事をできるだけ良い感情で終わるようにすれば、たとえ、それまでの時間の流れが不快なものであったとしても、一気に時間の流れを良い方向に反転させることができます。

 なので、最後をいかに良い気持ちで終わるかが大切です。

 このことを心がければ、あなたは、時間の流れの中から、どんどん幸せを得ることができますよ。

 「時の記念日」をきっかけに、あなたも、時間との素敵な関係を考えてみてはいかがでしょう。



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