デンファレは、スピリチュアル的にたいへん良い影響を与えるといわれているランの仲間です。
いったい、それは、どのような影響なのでしょう。
今回は、そんなデンファレのウンチクと、より効果的なデンファレとの付き合い方について、お教えいたします。
デンファレとは
ランは知っているが、デンファレという名前は初めて聞くという方は、少なくないかもしれませんね。
ランの仲間にデンドロビウムがあります。このデンドロビウムから、コチョウラン(ファレノプシス)のような花が咲くということで、「デンドロビウム・ファレノプシス」という名前がつけられました。
しかし、長いので、略して「デン・ファレ」と呼ばれるようになったのです。
デンファレは一年を通して出回っており、値段も手頃なので、名前は知らなくても、花を見れば、「あの花か」とわかる人は、きっと多いはず。ハワイの伝統的な花飾り「レイ」の材料としても、デンファレは有名ですよ。
切花でも花もちが良いので、プレゼントの花束だけではなく、ブライダルの装飾花、そして、カクテルの飾りになったり、中国料理ではデンファレの花を食べたりもしていますよ。
実に多彩な用途をもつ花がデンファレなのです。
人間関係を良くします
デンファレが人気なのは、いろいろな面での人間関係を良くするランのスピリチュアルなパワーが求められてのことです。
ランは大きな樹の上などに着生する植物です。しかし、生活の場を求めてくっつくだけで、樹木から栄養を奪うようなことはしません。ランは、とても優しいのです。
まわりを害さず、仲良く共生していくランの気質が、私たちにも良い影響を与えてくれますよ。
ランが置かれると、その場所にランの優しさが広がり、敵対ではなく、調和に満ちた人間関係が構築できます。ランが開店祝いなどの贈物の定番にされてきたのは、人の和が必要なビジネスの場面で、ランのパワーが役立つからです。
そんなランの仲間のデンファレは、仕事運をスムーズにするだけではなく、恋愛運を高める力があるともいわれ、ブライダルや愛を伝えるための花束に使われる機会の多い花でもあります。
人と人の絆や愛情を深めたいときにデンファレは良いパワーを与えてくれます。手頃な価格で入手しやすいポピュラーな花なので、みなさんも、デンファレを活用してみてはいかがでしょう。
デンファレのパワーをもらうなら鉢植えを
ランは、花が咲いているときの方が、より大きなパワーを発散します。
切花より、鉢植えの方が、当然ながら花もちがよいので、ランのパワーをその場にとどめておきたいというときは、鉢植えがおすすめ。
寒い場所に飾ると花の元気がなくなりやすいので、冬場は暖房の効いた部屋に置くようにしましょう。ただし、直接、風が当たらないように気をつけてくださいね。
それくらいの注意をすれば、2か月近くも咲き続けてくれます。環境が良ければ年に数回開花し、1度に5〜20輪ほどの花を楽しませてくれますよ。
たくさんの人が良い感情で集う場所にしたい。そんなところには、求めやすいデンファレを置いてみるといいですよ。どうぞ、参考にされてくださいね。