10月の花は、木々の葉がオレンジ色や黄色に色づき始める季節にふさわしい色合いのオレンジバラです。
バラは、スピリチュアル的に非常に強い力を持っているだけに、取り扱いが難しい花でもあります。
今回は、そんなオレンジバラから、上手にパワーをいただくコツをお教えいたします。
オレンジバラはニューフェイス
バラが文面に初めて登場するのは、今から3千年以上前に作られたといわれている古代オリエントの『ギルガメシュ叙事詩』です。
バラと人類の関わりは、たいへん古いものがあるのですが、古い時代のバラの色といえば、ピンクや赤や白がメインでした。
実は、オレンジ色のバラは、今から百年ほど前、バラの長い歴史からすると最近、生まれたばかりのニューフェイス(新人さん)なのです。
歴史は浅いのですが、従来のバラの色と比べ、たいへん印象的な色合いのため、登場して、すぐに人気者となり、「10月の花」に選ばれるまでになりました。
そんな、オレンジバラの代表的な花言葉は「絆」です。
いろいろなものを引き寄せます
6月の開運コラムで6月の花「バラ」をご紹介しましたが、オレンジバラも最近登場したばかりのニューフェイスとはいえ、従来のバラと同様のスピリチュアルな遺伝子を持っています。
それは、いろいろなものを引き寄せるスピリチュアル的パワーです。
その引き寄せ効果が、人と人の心の距離を縮めてくれるので「絆」という花言葉が生まれました。
なので、親密になりたいという人に、オレンジバラを贈るのは、とても効果がありますよ。
とはいうものの、バラは、良いものも悪いものも、区別なく引き寄せてしまう強いパワーを持っていますので、取り扱いには注意しましょう。
オレンジバラは、切花でやり取りするのがベスト。
その際、濃いオレンジ色よりも、白っぽい、薄めのオレンジ色の花の方が、マイルドに作用しますので、選べるなら、そちらをセレクトするとよいでしょう。
もし、地植えする場合は、浄化作用のあるスイセン、サルビア、梅、ハーブ類も一緒に植えると安心できますよ。
バラは霊的な花
かつて、バラは亡くなった人の上に植えられたといいます。
古くから、バラは、弔いの花であり、亡くなった人の霊などを呼び寄せる「招霊」といった特殊な目的で使われてきたスピリチュアルな花でした。
これは、バラの持つ強大なスピリチュアルなパワーが求められてのことです。
こうした、バラの特性を知って、上手にオレンジバラと付き合っていきましょう。
そうすれば、オレンジバラは、あなたに幸せをもたらしてくれますよ。