エイプリルフールは、嘘をついてもよい日……。
そんなイメージしか持っていなかったとしたら、もったいない。
エイプリルフールに意味のあるアクションをすることで、開運効果が生まれ、幸せに過ごしていくことができるからなのです。
でも、いったい、どのようなことをしたら……?
今回は、エイプリルフールのウンチクも含め、その開運アクションについてお教えいたします。
エイプリルフールの起源は?
日本語で「四月馬鹿」と訳される「エイプリルフール」が、いつ、どこで、なぜ始まったかの起源はよくわかっていません。
日本には、大正時代(一説によるとすでに江戸時代)に、中国の風習として伝わったそうですが、発祥の地は、やはりヨーロッパだと言われています。
4月の春の陽気に浮かれ、ついハメをはずして、馬鹿騒ぎしたくなるのは世界共通なのかもしれませんね。
欧米では、エイプリルフールの盛り上がりはすごく、個人だけにとどまらず、大手企業などもジョークの発信を熱心におこなっています。笑いを誘うジョークの情報発信は企業PRにもなるとのことで、1年も前から仕込みをする企業も珍しくないそうです。
イギリスでは国民的行事のような雰囲気で、テレビ局や新聞社などのマスコミ各社が奇想天外なネタを発信して楽しんでいます。
とは言うものの、人々の心配や不安をあおったり、相手を傷つけたりするようなネガティブな嘘はNGとなっています。
また、嘘は午前中だけで、午後にはネタをばらして盛り上がり、みんなで笑ってハッピーエンド。それ以降は、嘘を一切持ち込まないというマナーも徹底しています。
春は運気を切り替えるチャンス
なぜ、世界の多くの人が4月にお祭り騒ぎをしたくなるのか。
それは、春のこの時期に、運気が切り替わることを、なんとなく感じているからなのでしょう。
ようやく、寒さに区切りがつくと感じられるこの時期、気持ちがウキウキしてくるのは、自然な反応といえるのかもしれませんね。
動植物も冬モードから、春モードへの切り替えが進みます。人間もこの自然界の影響を受け、運気に切り替わりが生じるのです。
これまでイマイチだった人は、良い流れに運気を乗せるチャンスでもあり、これまで良い流れで来た人は、さらにその流れを飛躍させることができます。
実は、エイプリルフールは、この開運アクションに役立つ日なのです。
宣言しましょう!
良い運気の流れを新たに引き込むポイントは、まずは捨てることなのです。たとえば悪い習慣、好ましくない人間関係、溜め込んできた不要なもの(自分の体の贅肉なども含みます)をなくしたところに、良い運気の流れが入ってきます。
でも、悪いとわかっていても、捨てなければと思っていても、なかなかできないもの。
でも、エイプリルフールは、そういったものを「捨てる」「やめる」「整理する」などと、まわりに宣言するのに都合の良い日です。
もし、できなかったとしても、「あれはエイプリルフールのジョークだから」と、まわりに言うこともできます。つまり、リラックスして、取り組みを開始できる日ということなのです。
「失敗は許されない」「なんとしてもやりぬかなければ」と強く決心して始めるのは、なかなか難しいですよね。でも、失敗する可能性があったとしても、始めてみないことには、状況は一向に変わりません。
エイプリルフールは、気楽に始められる日なので、とりあえず、まわりに宣言し、気になっていることをスタートさせてみるといいですよ。
たとえ、それがうまくいかなくても、気持ちが前向きになったところに、良い運気が引き込まれてきますから、そのアクションは無益とは言えません。
エイプリルフールを、そんな感じで使ってみてはいかがでしょう。幸せを引き込めますよ。どうぞ、参考にされてくださいね。