時の記念日、しあわせ時間

バラエティ
 6月10日は「時の記念日」です。

 「時間」というものを意識するのに良い日といえますよ。

 ふだん、なんとなく感じている「時間」を2つに分けて、その2つの時間と上手に付き合っていくようにすると、いつもの時間が、「しあわせ時間」に変身します。

 今回は、そんな「時間」との付き合い方をお教えいたします。


「時の記念日」の由来


 西暦671年(飛鳥時代)に、中国から伝えられた水時計がつくられ、太鼓や鐘を打って時を知らせることが日本でも始まりました。

 現在のカレンダーに直すと、それが6月10日だったという故事に基づき、1920年(大正9年)に、6月10日が「時の記念日」になりました。

 「時間」に関心を持ち、「時間」を大切にしようという目的で制定されたのが、「時の記念日」です。この機会に、いつもの時間を「しあわせ時間」にするコツをつかんでみてはどうでしょう。


みんなで決めた時間


 時計が表示する「時間」は、古くから暗黙の了解といった雰囲気の中で決められてきた時間の流れです。

 みんなで決めたその「時間の流れ」を、時計は何時何分といった形で表示しています。

 この「時間」は、暗黙のうちにみんなで決めたルールとはいえ、「約束事」ですから、「守る」という気持ちで接することが大事です。

 期日が来たのにまだ仕上がっていなかったり、待ち合わせの時間が来ているのにまだ到着していなかったりすると、「しあわせ」は、あなたから遠ざかっていきます。

 一人だけ、交通ルールを無視して逆走すると、まわりの人は、その人に「しあわせ」を与えることはありません。時計に表示される「時間」も、そのようなもの。

 「守らなければいけないもの」という気持ちを忘れずに、時間の流れに乗っていくと、日々の生活の中に「しあわせ時間」が満ちるようになりますよ。


自分で感じる時間


 たとえば、何かに熱中していると時間の流れがはやく感じられ、つまらないと思って取り組んでいると時間の流れが遅く感じられる。そんな経験は、誰しもあるのではないでしょうか。

 このような、時計が表示するのとは別な、自分が感じる「時間」というものがあります。この自分時間を「しあわせ時間」にできるかどうかは、あなたの気持ち次第です。

 どんなに嫌なこと、つらいことであっても、その中に、楽しめたり、学べたり……といった、喜びを覚えるポジティブな要素が必ずあるもの。

 そこに気持ちをフォーカスして過ごすと、あなたの心を通過していく自分時間は、「しあわせ時間」に変わり、充実したものとなっていきますよ。

 一杯のお茶を飲むときでも、心をゆるめ、「あぁ、おいしいな」と思って飲むと、時計が表示する時間は一瞬であっても、感じられるのは、ゆったりと動く宇宙的な悠久な時間の流れ……。そんな感覚は珍しくありません。

 こんな具合に、あなたが感じる自分時間を、いかに満ち足りたものにしていくかが大事です。

 時計では同じ時間の流れの中を生きていても、そんな「しあわせ時間」が多い人ほど、人生は満ち足りたものとなっていきます。

 せっかくの人生です。なんとなく、時間の流れに乗っていくのではなく、「しあわせ時間」を感じられるよう、気持ちを上手にチューニングしてみてはいかがでしょう。

 どうぞ、以上のことを参考に、2つの時間と上手に付き合ってみてくださいね。



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