6月の誕生色は「乳白色」。真珠(パール)のカラーです。
誕生色に選ばれる色は、その月に、幸運を引き寄せる何かの要素を持っているといわれてきました。
今回は、そんな6月の誕生色の「白」について、いろいろとお教えいたします。
6月生まれの人だけではなく、6月に運気を上げたい人も、「白」の色パワーにあやかってみてはいかがでしょう。
「白」の色言葉は
「白」の色言葉は、「善」「誠実」「純潔」「純粋」「無垢」「平和」「真理」「神聖」です。白色に親しむと、このようなキーワードに関わる部分が活性化していくと昔の人は直感したのでしょう。
これらは長い時間をかけて選ばれ、歴史の研磨にかけられて生き残ったワードですから、何かしらの真理があります。
特に、日本人は、宗教儀礼などの聖なる場面では白装束に身を包むなど、白色には特別なこだわりを持ってきました。その先祖の思いは、みなさんの体の中に今も流れています。
心の中をクリアーにしたいとき、聖なるものに近づきたいとき、人間関係で誠実さを大事にしたいときなど、白色のモノに親しんでみるといいですよ。
江戸時代の人の知恵
江戸時代の療養施設では、患者さんに白色の衣類を着せていたそうです。汚れの目立たない黒の方が良さそうなものですが、これには理由がありました。
白は汚れるとすぐにわかります。汚れたものを着ていると嫌なので、汚れたら、すぐに洗いたくなります。そのことで、良好な衛生状態が保たれるというわけなのです。さらに、いつも爽やかな白色に包まれていることで、施設内が暗い気分に包まれるのを防ぐ効果もある……と、なかなか、これは良い知恵だったのです。
なので、みなさんも江戸時代の人の生活の知恵を取り入れてみてはいかがでしょう。
白色は確かに汚れが目立ちます。でも、そんな白色のものをそばに置いたり、身につけることで、「ひどい汚れに包まれないようにしないと……」という精神状態がキープできますね。
この不浄を退ける気持ちは、開運効果に役立ちます。幸運を引き寄せることにつながるのです。
パワーストーンも効果的です
白色系のパワーストーンに親しむのも、6月に運気を上げる効果があります。
おすすめなのは6月の誕生石ともなっているムーンストーンです。
ムーンストーンをそばに置いたり、身につけたりすると、優しい気持ちに包まれます。恋人同士がこの石を持つと、どちらも優しい気持ちになれ、相手の感情を受け入れやすくなるので、愛が高まるといわれていますよ。
また、ムーンストーンは、心身の癒しにも効果的といわれています。ムーンストーンには、さまざまな色のものがありますが、6月は、誕生色にあやかり、白色のものに親しむとよいでしょう。
あと、乳白色といえば真珠ですね。真珠は、自分自身に気持ちを集める力をもたらします。
パーティーなど、たくさんの人が集まる場で真珠を身につけると、まわりに意識が散らなくなり、気持ちのバランスが取れるのでGOOD。しかし、一人のときにずっと身につけていると孤独感が強まることもあるので気をつけてください。
以上のことを参考に、6月生まれの人はもとより、他月生まれの人も、「白」の色パワーにあやかり、運気を上げていってくださいね。