未来がどうなるか……、とても気になりますね。
「未来予知の能力を持てたら」とは思うが、「それは無理」と感じている人が多いかもしれませんね。
でも、秋山眞人先生によると、人は誰でも未来予知の資質を持っているそうですよ。
今回は、そんな予言・予知の能力を発現させるコツを秋山先生に伺ってみましたので、ご紹介いたします。
本当の予言とは
未来のことを予知する力は誰にでも備わっています。でも、なかなか、その力が発現しないのには、いくつかの理由があるそうです。
そのひとつは「恐れ」の気持ち。
自分にとって、悪い未来を見てしまったら、どうしよう。そのような恐れの気持ちが心のどこかにあると、人は、怖いものを見たくないので、未来予知の能力を封印してしまうのだそうです。
でも、未来は、確定的なものではありません。幅の広い道路のようなものです。
たとえ、今、自分が歩いている先に大きな岩があって、このまま行ったら衝突してしまうとしても、道は広いので、岩にぶつからないように、よければよいだけのこと。
本来の予言や予知とは、そのように活用するものなのだそうです。
未来は確定したものではなく、軌道修正の自由度(余地)があります。なので、自分にとって、好ましくない未来情報をキャッチしたら、それをどうよけるか、日々の生活の中の何を捨て、何を新たに加えたらよいかを考えて過ごしてみるといいそうですよ。
悪いものを恐れない
とは言うものの、「何か悪いことが起こりそう」という漠然とした予感の場合、対処が難しいですよね。
そんな漠然とした悪い予感が出てきたら、次のように対処してみるとよいそうです。
未来は、これまでの自分の想念や言動がタネとなり、それが芽吹くかのようにカタチとなって現れてきます。
自分にとって好ましくないことが起こったときは、過去に自分が蒔いたタネが芽を出したような状態です。でも、大丈夫ですよ。
実は、悪いことがカタチになったときは、過去に自分が作った悪いものが消えていく瞬間なのです。肌にできた吹き出物が破れ、悪いものが外に出て、肌が治っていく過程に似ていますよ。
仮に、嫌な予感の通り、好ましくない事態に包まれても、「これでさっぱりできる」と前向きな意識に切り替えると、意外にも簡単に、厄介な出来事はあなたを通過していきます。そして、それが繰り返されることはありません。
自分にとって、好ましくないことが起こったときには、そのように心をマネージメントしていくと、その後、漠然とした嫌な予感に悩まされることがなくなっていくそうです。
予言者になるには
以上のようにして、未来の情報を得ることに対する恐れの気持ちをなくし、リラックスできたら、自然に、あなたの内奥にある「予言者回路」が活性化していきます。
実は、未来予知の能力は「足し算」で出るのではなく、心から余計なものをカットするという「引き算」で出てくるものなのです。
とは言うものの、キャッチする情報には注意しましょう。
インターネットと同じだからです。ネット上にある情報がすべて正しいとは限りませんね。偽情報もたくさんあります。
そのようなノイズも、未来予知の際には拾いますから、何かの情報をキャッチしたとしても、すぐに鵜呑みにせず、複数の客観的な情報と照らし合わせ、確認する慎重さも大事にしていきましょう。そうすると未来予知の精度が上がるそうです。
さらに、予知能力は感情の上に乗っていますので、怒りや悲しみなど、感情が乱れているときには、精度が落ちます。
なので、未来に思いを向ける時には、穏やかな感情をキープすることも大切です。
未来予知については、いくらでも語れるけれど、まず、基本のキとして、以上のことが大事とのことでした。どうぞ、参考にしてくださいね。