疲れがたまっていませんか?
リラクゼーション施設に行って、のんびり過ごして休養できたら最高ですね。
でも……、忙しくて、そんな余裕のない人が多いのかも。
そこで、今回は、自分一人で、簡単に心身を癒すコツを秋山眞人先生に伺ってきました。
そのコツとは。
鼻腔のツボが大事
その昔、秋山先生自身が被験者となり、いろいろな実験を行ったことがあるそうです。そのとき、鼻について、おもしろいことがわかったそうですよ。
体温を色で表す測定器で分析すると、リラックスしてくると、一番最初に、鼻の温度が上がってくるそうです。
鼻腔の奥には、スピリチュアル的に重要なポイント(ツボ)があり、リラックスに深い関わりがあるといいます。
つまり、鼻腔の奥を刺激すると、深いリラクゼーション効果が生じ、自分自身を簡単に癒すことができるのです。
確かに、「自慢する」は「鼻が高い」、「嫌になる」は「鼻につく」、「強気な様子」は「鼻っ柱が強い」など、感情を表す表現に「鼻」を使う例が少なくありませんね。
昔の人は、鼻と感情の関わり、つまり、
鼻腔の奥のツボとリラクゼーションの関係についても知っていたのかもしれませんよ。
鼻を刺激するには
鼻腔の奥のツボを刺激するには、いろいろな方法があります。
生理食塩水などを鼻から吸い上げ、口から吐き出すという、「鼻うがい」も、そのひとつ。「鼻うがい」でネット検索すると、動画も含め、具体的な方法が分かりますよ。
良い香りで、鼻腔のツボを刺激する方法もオススメです。お香を焚いたり、アロマオイルを使って香りを広げたりと、方法は多種多様。香りの種類も、たくさんありますから、奥が深いですよ。
日によって、癒される香りが違ってくるかもしれませんので、癒しを感じる香りを、数種類、見つけておくといいですね。
暑くて、グッタリのときでも、良い香りのそばでゴロンとするだけで、鼻腔のツボが刺激され、癒しスイッチがオンになりますよ。
その場合は、眠ってしまっても大丈夫なように、ディフューザーなどの火を使わないタイプにしてみましょう。
お腹をさすりましょう
秋山先生がタイに行ったとき、現地の呪術師が、ティーバッグを少し大きくしたような袋に薬草をたくさん詰め、それを濡らしてお腹の上に置き、横になって瞑想していたといいます。
おへそのあたりにもスピリチュアル的に重要なポイントがあって、ここを刺激すると、深いリラクゼーションが得られるそうです。
タイの呪術師は、それを知っており、深い瞑想に入るために、おへそのあたりに薬草のパワーを当てていたのでした。
「自分癒し」に、お腹のツボも役立ちますよ。
秋山先生によると、一番簡単にでき、効果が高いのは、お腹をさすることだそうです。「按腹(あんぷく)」といったりもします。
疲れたら、ゴロンと横になり、お腹を優しく撫でてみましょう。だんだん、癒されていきます。あまりに疲れが溜まりすぎ、香りを部屋に広げる元気もないときには、これが最適です。
お腹のツボは、癒しはもとより、体の滞ったものを排出させる作用もあるので、痩身効果も高いそうです。
以上のことを参考に、「自分癒し」を進めてみてくださいね。