11月16日の満月は「ビーバームーン」です。
満月へのおすすめの願掛けは、それぞれの時期で、内容が微妙に異なっています。
11月の満月となる「ビーバームーン」には、どんな願いを投じると叶いやすいのでしょう。
今回は、その11月の満月について、うんちくも交えて、いろいろとお教えいたします。
ビーバームーンの由来は
北アメリカ大陸の先住民(ネイティブ・アメリカン)は、満月を「生活の指針」として暮らしていました。
各季節でやるべきことがあります。
それらを忘れないために、満月の名前を備忘録のように扱っていたのです。
11月の満月を「ビーバームーン」と呼んだのにはわけがあります。
寒くなってくると、毛皮が必要です。
彼らにとって、防寒衣類の最良の材料になったのが、ビーバーの毛皮でした。ビーバーは冬になると、巣を作って隠れてしまうので、捕えるのが難しくなります。
今回の満月はビーバームーンだ。今、毛皮を確保しておかないと、寒い冬を、こごえて暮らすことになる。さぁ、狩に出かけよう。
そんな合図となったのが、11月の満月だったのです。
願掛けのテーマは
古くから、ビーバームーンへの願掛けには、人間関係に関するものが良いといわれてきました。
人とのコミュニケーション、円滑な人間関係、人脈の構築、社交性の向上、協調性などが願掛けの定番となってきたキーワードです。もちろん、恋愛成就、婚活成功なども含みますよ。
古い時代は、寒くなると、洞窟などの狭いスペースにみんなが集まって、お互いに身を寄せ合い、暖をとっていました。こうした古い時代の人類の記憶がベースにあるため、寒くなってきたビーバームーンの時期は、人間関係に関する願掛けが通りやすくなると言う人もいますよ。
人間関係に悩む人は、状況を好転させるチャンス到来かも。
恋愛も含めた良好な人間関係をサポートするパワーをビーバームーンが与えてくれるといわれていますよ。
満月のパワーは雨や曇り空に影響されません。曇り空で、月が見えなくても、月がある方向に気持ちを向けると、月に、あなたの思いが届きます。ビーバームーンに、人間関係に関する願望を投じてみてはいかがでしょう。
星座のパワーを借りましょう
11月の満月は牡牛座の位置にあります。古くから、満月への祈りには、その位置にある「星座」のパワーを引き寄せると、願いが実現しやすくなるといわれてきました。
牡牛座のパワーを引き寄せるにはコツがありますよ。
牡牛座は、マイペース、美、平和がキーワードとなっている星座です。
なので、競争相手に勝って、願いを手にするといった、闘争的な気持ちでの祈りはNG。
人と競わず、自分自身に集中し、平穏な感情をキープしながら、明るく楽しい未来を思い描き、このイメージをビーバームーンに投じるようにしましょう。そうすると、牡牛座が力を貸してくれます。
以上のことを参考に、11月の満月「ビーバームーン」に接してみてくださいね。