2月はスノームーン

バラエティ
 2月の満月は「スノームーン」です。

 雪が多い時期だから、「雪(スノー)」の名前をつけたのでしょうか。

 確かに、それもあるのですが、もっと深い意味がありますよ。

 今回は、そんな2月の満月について、うんちくも交え、いろいろとお教えいたします。


スノームーンの由来


 2月の満月を「スノー・ムーン(雪月)」と名付けたのは、北アメリカ大陸の先住民(ネイティブ・アメリカン)です。

 彼らの神話には、大寒波をもたらす「冬の巨人」と、夏の暑さをもたらす「夏の女」が登場します。両者は、いつも力くらべをしており、夏の女の力が強くなると暖かさが増し、冬の巨人の力が強くなると、厳しい冬になると伝えられてきました。

 神話によると、2月は、冬の巨人の力が一番強く発揮される時期になります。神話通りに、彼らが住む地域の2月は、1年で雪の一番多い時期です。家の外に出ても動物は見当たらず、木々は雪に覆われ、一面が真っ白な雪の世界が広がっています。

 こうして、雪景色を照らす満月が「スノー・ムーン」と呼ばれるようになったのですが、ここには、もっと大切な意味が込められていました。


清らかさをテーマに


 雪のスピリチュアル的な意味は、清らかさ、純粋、浄化といったもので、白色の与える清涼なイメージが投影されています。

 月光も白色ですね。月の白い光が、雪景色を照らし、雪の白さが一層強調されるのが2月の満月です。白い輝きに包まれながら、「純白の雪にあやかり、身のまわりも、心身も清らかに」という願いが、「スノー・ムーン」の名前に込められていました。

 日本でも2月は、古くから、魔を祓うための節分の行事が行われてきました。新しい年の本格的なスタートとなる2月のテーマが「清らかさ」となっているのは世界共通のようですね。実際、古くから、スノームーンへの願掛けの定番となってきたのは、浄化と癒しです。

 みなさんも、この伝統に同調してみてはどうでしょう。願いが通りやすくなりますよ。2月の満月への願掛けは、心の中のモヤモヤ、体の不調、身のまわりのゴタゴタ、これらのものがスッキリと整理できることなど、「清らかさ」に関係したものがオススメ。


星座のパワーも利用しましょう


 2月の満月は、獅子座の位置にあります。古くから、満月への祈りには、星座のパワーを引き寄せると、願いが叶いやすいといわれてきました。

 なので、獅子座のパワーを利用してみましょう。

 獅子(ライオン)は、「百獣の王」といわれてきた存在です。誰かを頼ったり、言われるままに行動するのではなく、自立した行動をとれる人に、獅子座は共鳴し、どんどん、獅子座パワーが与えられますよ。

 「自分の人生は自分で切り拓いていく」といった気持ちを、ほんのちょっとでよいので持って、月に願いを向けてみましょう。そうすると、獅子座のパワーを活用できますよ。

 満月パワーは雨や曇り空に影響されません。悪天候で月が見えなくても大丈夫。月のある方向に気持ちを向けてみましょう。スノームーンにあなたの思いが届きます。

 以上のことを参考に、2月の満月「スノームーン」を楽しんでみてくださいね。



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