3月8日は国際女性デーで、ミモザの花がシンボルになっています。
でも、なぜ、たくさんの花の中からミモザが選ばれたのでしょう。
きっと何か深い意味があるのでしょう。
今回は、ミモザについて、ウンチクも交え、いろいろとお教えいたします。
国際女性デーとミモザの関係
「国際女性デー」は、女性の社会的地位や権利を守り、女性のすばらしい活動と勇気ある行動をたたえる日です。
国際女性デーを設定するきっかけとなったのは、1904年3月8日に、アメリカのニューヨークで起こった婦人参政権を求めたデモでした。
2月から3月は、ちょうどミモザの開花時期にあたります。また、古くから、世界のあちこちで、男性が女性に対して思いを伝えるときに贈られていた花でもあったので、ミモザが「国際女性デー」のシンボルの花になりました。
たとえば、ヨーロッパでは、男性が日頃の感謝の気持ちを、自分の母・妻・同僚などのまわりの女性に伝えるために、ミモザを贈る風習がありました。また、ネイティブ・アメリカンの男性は、女性に愛を告白するとき、ミモザの花を贈っていたそうです。
ミモザは、古くから、女性に対する「特別な花」だったのです。
ミモザのスピリチュアルな効能
スピリチュアル的な面で、強い作用を持つ花はいくつかありますよ。代表的な花はバラとユリですが、ミモザも、その種の花。
バラやユリは作用が強いため、取り扱いには注意が必要な場合があります。ところが、
ミモザは作用が比較的マイルドで気軽に使えるため、古くから活用されてきました。
スピリチュアル的に強い花は、スピリチュアルなエナジーをどんどん放出し、花の周辺が普通とは異なった雰囲気になります。そのため、「おやっ、なんだろう」といった感じで、人の注意を引きやすくなるのです。
ミモザもそのような力を持っています。
ミモザと一緒に感謝や愛の気持ちを伝えると、自分の思いが、ミモザが作る特別な雰囲気によって、より強調される効果を生むのです。
「国際女性デー」は「ミモザの日」とも呼ばれています。ミモザをシンボルにすることで、ミモザのスピリチュアルなパワーを活用して、女性の地位向上に対する社会的な関心を集めようとしてきたのです。
ミモザの扱い方
3月から4月にかけて、黄色い花を咲かせるミモザは、ヨーロッパでは「幸せの花」とみなされてきました。冬の厳しい寒さを乗り越え、春の訪れを知らせるかのように花が開くからです。
イマイチな状況にあるときには、ミモザに親しんでみてください。困難を乗り越え、幸せをもたらすスピリチュアルパワーをもらえますよ。
もちろん、古人にならって、あなたの思いをより強め、相手に届けたいときにも、ミモザを活用してみるといいですよ。
ミモザは切花はもちろんのこと、ドライフラワーにしても、花の美しい黄色が1年近く保持されるので人気があります。
スワッグやリースなどのインテリアアイテムとして、ミモザを活用するのもおすすめです。
国際女性デーの時期はミモザの花を見かける機会が多くなります。この機会に、ミモザに親しんでみてはいかがでしょう。