「チャクラ」という言葉を耳にしたことがある人は多いかもしれません。
でも、「チャクラって、いったい何?」「どんな役に立つの?」と疑問を持っている人も少なくないはず。
そこで、今回は、「ムーラダーラ」とも呼ばれる「第1チャクラ」について、基本的なところから、いろいろお教えいたします。
第1チャクラとは
人体には、スピリチュアルなエネルギーが出入りする場所の集結している部位があります。
その部分が「チャクラ」と呼ばれるものです。
チャクラの数については、ざっくりと大きくとらえて「4つ」とする考え方、もっと細かくとらえて「数百個」とする考え方など、まちまちです。
現在では、「チャクラ」という概念を初めて世に広めた本の影響もあり、その中に記されていた
「7つのチャクラ」という考え方が一般的になっています。しかし、チャクラの数は、とらえ方によって、様々に考えることができるので、7つが正解というわけではありません。
「ムーラダーラ(ムーラーダーラ / ムーラ・アーダーラ)」と呼ばれるチャクラは、脊柱の基底部分、肛門と性器の間に位置するものです。チャクラは下から順番に数えるために「第1チャクラ」と表記されることもありますよ。
「ムーラダーラ」の役割は
「ムーラダーラ」は、「根本の座」「根を支えるもの」という意味があります。その名前の通りに、
「元気」「やる気」のエネルギーの供給源が「ムーラダーラ(第1チャクラ)」です。
元気が出ない、やる気が湧いてこない、疲れやすい……といった、活力不足を感じているときには、ムーラダーラを活性化させるといいですよ。
尾垳骨を床に激しく打ちつけるような荒業もあったりしますが、
あえて危険なことをする必要はありません。ムーラダーラを活性化させる方法は他にもあります。
ムーラダーラの高め方
ムーラダーラを高めるには、スピリチュアルなエネルギーの詰まりをなくすことが大事です。スピリチュアルなエネルギーは意識に従って動くので、イメージの力で詰まりをなくしていきましょう。
方法としては、ラクな姿勢を取り、お尻のあたりに意識を集中し、たとえば、心地良い風が吹き抜けて、溜まっているモヤモヤがスッキリしていく。あるいは、天から清浄な水が滝のように落ちてきて、頭頂に入り、背骨をつたわって、尾垳骨から外に流れ出ていく。そして、お尻のあたりに溜まっていた邪気がきれいになくなる。そのような感じで、自由に、ムーラダーラの詰まりをなくすイメージを楽しんでみましょう。
それだけで、ムーラダーラが活性化していきますが、もっと高めたい場合は、詰まりがなくなったと感じられた後で、
ムーラダーラのあたりに、炎のイメージを置くと効果的です。
パワーストーンを使う手もありますよ。ムーラダーラの活性化に役立つのは、「虎目石(タイガーズアイ / タイガーアイ)」です。
虎目石を身につけたり、近くに置いたりすると、ムーラダーラが低調になるのを防げますよ。
また、虎目石を身につけ、上記のようにイメージすると、いっそうの効果が期待できます。
虎目石で浴槽を作っている温泉もあったりしますね。虎目石の浴槽に入って腰を温めるのも、ムーラダーラの活性化にはオススメですよ。
以上のことを参考に、元気、やる気のモトとなっている「ムーラダーラ」を高めてみてくださいね。