7月11日は「真珠記念日」です。
一方、6月の誕生石が「真珠」ということもあって、6月1日は「真珠の日」に制定されています。
「真珠の日」があるのに、なぜ、「真珠記念日」が制定されたのでしょう。
今回は、「真珠記念日」にちなんで、真珠のスピリチュアルなパワーも含め、真珠について、いろいろとお教えいたします。
真珠記念日とは
6月1日の「真珠の日」は、真珠が「6月の誕生石」であることを周知させることを目的としたイベント性の高い日です。
7月11日の「真珠記念日」の方は、世界で初めて真珠の養殖に成功した御木本幸吉(みきもと こうきち)氏の偉業をたたえる日となっています。
御木本氏が、世界初の真珠の養殖に成功したのは、1893(明治26)年7月11日のこと。当時、真珠の養殖は不可能と考えられており、天然の真珠に頼るしかなかったという事情がありました。しかし、天然の真珠は乱獲によって、絶滅寸前だったのです。
そこで、御木本氏は「それならば、自分たちの手で貝を育て、真珠を作ればよい」と考え、私財を投げ打って養殖実験を始めました。当初は、周囲から「できるわけがない」「大ホラ吹き」「キツネつき(何かに取り憑かれている)」と嘲笑されたそうです。
しかし、赤潮の被害で何度も貝が全滅するなど、絶望的な苦境を乗り越えた末に、御木本氏は、ついに真珠の養殖に成功するのです。
その後、養殖真珠をヨーロッパに輸出したところ、「この真珠は本物ではなく、ただの模造品だ」と裁判沙汰になりました。しかし、御木本氏は一歩も引かず、天然も養殖も、貝が真珠層を形成するメカニズムは完全に同じであることを科学的に証明し、裁判で完全勝訴しました。
こうして、御木本氏の養殖真珠は「本物」とのお墨付きを得ることとなり、世界的な名声を不動のものとしたというわけなのです。
真珠ができる仕組み
貝は、硬い貝殻を成長させる細胞を持っています。この細胞は貝殻近くに位置していますが、何らかの衝撃で体内深くに押し込まれてしまうことがあるのです。本来の場所ではないところに迷い込んだ後も、この細胞は貝殻の成分を出し続けます。そして、それが真珠になっていくのです。
自然界で、この現象が起きる確率は極めて低く、数千個の貝の中に(場所によっては数万個の貝の中に)1個あるかないかという奇跡の結晶でした。だからこそ、古代の人々は、真珠を神の恵みとして崇めてきたのです。
御木本氏の功績により、今日、真珠は一般の人々にとって身近な宝石となりました。
しかし、養殖技術が確立される前は、世界の富豪や権力者しか手にできない、地球上で最も高価な交易品の一つだったのです。
たとえば、古代ローマでは、真珠は究極のステータスシンボルとされ、真珠を1粒売却しただけで、軍隊を丸ごと一つ動かすための遠征費用がすべてまかなえたといいます。かつての真珠には、一国の軍事力に匹敵する価値があったのです。小国ならば、真珠一粒で、その国を買えたともいわれていますよ。
真珠のスピリチュアルなパワー
真珠は、貝が体内深くで、長い時間をかけて分泌物を出し、同心円状に真珠層を積み重ねていった結果、球状の真珠が誕生します。
この成り立ちから、真珠には、非常に強力な「保護・バリア」の力が宿ることとなりました。
真珠を身につけるときは、この真珠のスピリチュアルな特性を上手に活用していくようにしましょう。
真珠を身につけると、自分のまわりに「スピリチュアルなバリア」が張りめぐらされます。
外部のネガティブな影響や他人の感情から身を守ってくれる反面、バリアの作用が強すぎるために、周囲との繋がりが薄くなったように感じられたり、孤独感が高まる場合があります。寂しさが高まるおそれがあるので、真珠は、一人でいるときに身につけない方が無難なのです。
身につけるなら、華やかなパーティー会場のような場所が適しています。そのような所で身につけていると、真珠は多くの人の発する念に翻弄されるのを防いでくれますよ。にぎやかな場所にいると気疲れしてしまうという人はいるものです。そんな人は真珠を身につけるとラクになりますよ。
真珠は、たくさんの人が集まる場所で身につけるようにするといいですよ。そうすると、真珠のスピリチュアルなパワーが良い方向に作動していきます。
以上のことを参考に、真珠と仲良くしていってくださいね。