寝ている時に、「今、自分は夢を見ている」と自覚している夢を「明晰夢」といいます。
何度かこちらのコラムでも、夢を見ていることを自覚すると、自分の思うままの夢を見ることが出来るとお話してきました。そんな明晰夢を自覚させるヘッドバンドが海外で開発中だそうです!
どうやら夢を見ている時…レム睡眠時の脳波を読み取り、レム睡眠時に赤いLEDライトを点滅させ、「夢を見ている」ことを知らせる信号を送るんだそうです。
その信号、「赤く光る空」というような夢となり、夢を見ている本人に「これは夢だよ」と目を覚ますことなく自覚させることが出来るのだとか…。
明晰夢は、見たい夢を見るだけでなく、悪夢を見た時にそれを回避できるので、怖い夢を見なくなるという利点があるのですが…研究者の話では、明晰夢を見ることで、創造性、問題解決能力、身体能力、語学力などの向上を確認している…という報告があるそうです。
そんなステキなことがあるなら、明晰夢を見ないと損ですね!
夢の中で夢を見る夢…
夢辞典に「夢の中で夢を見る」というユニークな夢ワードがあるのでご紹介しますね。
夢の中で夢を見るという現象は、一般に「多重夢」とか「夢中夢」といわれています。この現象は、肉体や精神がとても疲れて消耗していると同時に、非常に緊張しているときに起こりやすいといわれています。
この夢を見た時は、充分な休養とくつろぎの時間が必要です。夢中夢を見るのは、その人がかかえている問題の根が深く、葛藤が強いことが多いのですが、同時に、無意識下で解決方法を模索していることがあり、それが吉的な解釈に結びつきます。
ゆっくりと英気を養えば、運気は徐々に安定するでしょう。
つかめそうでつかめない金運…
相手の言葉がウソなのか、ただ調子がいいだけなのか…そのあたりの見きわめが甘くなりやすい運気です。
こういう時期は、あいまいなことに手をだしてはいけません。金額に惑わされないで、絶対に確実だと思えることだけに取り組み、手堅く稼いでいくのが一番です。
人間関係に疲れたり、失恋後にも見やすい…
人間関係のトラブルに巻き込まれたり、失恋直後の傷心のさなか心身がダメージを負い、疲れきっているときに夢中夢を見ることがあります。
本当に心が疲れきっている時に夢中夢を見やすいので、夢解釈的な手法でアプローチしてもあまり役に立たないことが多いです。
夢中夢を見たら、時間の経過が何よりの薬です。
とにかく心身を休め、自分が楽しいと思えることをして少しでもストレスを解消していくのがいいでしょう。
他にも気になる夢を見たときは、夢辞典で検索してみてくださいね。