思うように外に出られないと、気持ちが窮屈になりますよね。
そんな時には瞑想が一番です。
瞑想を進めていくと、屋内にいることをいつの間にか忘れ、心が大きく解き放たれ、窮屈な心がゆるんで、ストレス解消などにも役立ちます。
でも、やり方がめんどくさいんでしょ?
そう思っている人もいるかもしれません。瞑想に対して、確かに、いろいろなウンチクや面倒な手続きを説く人もいます。でも、瞑想の根幹は、とってもシンプルなんですよ。
今回は、そんな瞑想の簡単で効果的な方法をお教えいたします。
ラクにやりましょう
瞑想とはなんでしょうか?
瞑想とは、心を穏やかにする方法、精神統一の一種です。
そんな難しいこと、出来ない! と思う方もいるかもしれませんが、実は日常のちょっとした瞬間にその状態になっていることはあるのです。
音楽を聴いているとき、スポーツジムで体を動かしているとき、ウォーキングやジョギングをしているとき、ぼんやりまどろんでいるときもそう。
瞑想をしようと身構える必要はありません。やりたい時に、気楽にやってみましょう。
姿勢も場所も自由です。椅子に座ってもいいし、あぐらを組んで好きなところに座ってもかまいません。足を伸ばして壁に寄りかかってもいいですよ。寝転んでもいいのですが、そのまま寝てしまう可能性があります。就寝直前の瞑想で、そのまま眠っても大丈夫な場合は、横になって瞑想をしてみてください。でも、眠りたくない場合は、体を起こしておくのをおすすめします。
体を締めつけるような服は避けて、ゆったりした服を着るか、あるいはボタンをはずすなどして、体への刺激をゆるめておいてくださいね。
やりたいなと思った時に瞑想を始め、終わりたいと思う時に終了でOKですが、
瞑想の時間は15分を目安におこなうとよいでしょう。
何かに集中しましょう
目を閉じた方が瞑想はやりやすいです。でも、目を閉じると、いろいろな雑念が浮かんで、瞑想にうまく入れないかもしれません。
そんな時は、何かに気持ちを向けてみましょう。おすすめなのは音楽。お気に入りの音楽を流して、じっと音楽に耳をすましてみましょう。ヘッドホンを使ってもいいですよ。
あるいは香りです。良い香りを漂わせ、「あぁ、いい香りだなぁ」みたいな感じで、じっくりと味わい、匂いに気持ちを向けてみましょう。
音も香りも用意できない時は、呼吸に集中してください。ふだんは無意識におこなっている呼吸ですが、ゆっくり吸い込み、ゆっくり丁寧に吐き出そうと、気持ちを呼吸に向けてみるのです。
そうすると、自然に瞑想が深まっていきますよ。それでも、いろいろな雑念がわいてくるものですが、
無理に雑念を抑えようとせずに、映画でもみているような感じで受け流していってください。そうすれば、雑念に振り回されなくなります。
動的な瞑想もあります
瞑想というと、静かな空間で動きを止めておこなうというイメージが定番です。でも、真逆の動的な瞑想もあります。
たとえば、大音量で音楽を流し、音に気持ちを向けながら、踊ったり、自由気ままに体を動かして深い瞑想に入っていくという方法もあるのです。瞑想が深まってくると、大きな音で鳴っている音楽、そして、体を動かしている自分のことを忘れて、不思議な静寂に包まれていきます。
心と体は連動しています。
瞑想によって心がゆるむと、心配事から解放されるなど気持ちがラクになるだけでなく、体も癒されるということが知られています。ぜひ、あなたに合った瞑想の方法を見つけてみてくださいね。