愛を伝えたい人に贈る花といえば、バラですね。
でも、なぜバラなのでしょう?
不思議ですよね。
今回は、そんな「花の女王」とも呼ばれるバラについてのウンチクと、効果的なバラの活用法を、スピリチュアルな観点からお教えいたします。
スピリチュアルな吸引力が強い花
野生のバラの香りは、とても強いです。かなり離れた場所にいても香ってきて、近くにいる虫はもとより、遠くにいる虫まで引き寄せます。そして、虫を餌にしている小動物もバラのまわりに集まるようになり、さらには、それらの小動物を食べる動物もやってくるのです。
バラは、このように、命あるものをどんどん引き寄せるパワーを持っています。
現在のバラは人工的な交配が進み、野生のバラが持っている強烈な香りはなくなってきたとはいえ、さまざまなものを引き寄せるスピリチュアルパワーは健在です。
古代の人々は、このバラのパワーを、あらゆるものを魅了する女神のようだと感じ、バラを女神の象徴としてきました。古代ローマで、愛の女神ヴィーナスにバラが結びつけられた理由も、ここにあるのです。
愛する人にバラを贈る理由
愛を伝える場面、たとえば、プロポーズのときに贈る花の定番といえばバラ。
その理由は、バラのスピリチュアルな吸引力にあります。
自分の愛を相手に伝えるというより、バラを使って、相手の気持ちを自分の方に引き寄せる目的で贈るように なったのです。
これまで、そんなバラのスピリチュアルなパワーを活用し、どれだけ多くの恋が成就していったことでしょう。
まさしく、バラは「愛の女神」といえる存在なのです。
悪念除けにも使えます
バラのスピリチュアルな吸引力は、悪念除けにも使えます。
映画に登場するマフィアのボスが、胸ポケットに赤いバラをさしていたりしますが、これ、実はバラのスピリチュアルな力を活用してのことなのです。
たとえば、誰かがあなたに悪念を向けていたとしましょう。
そんなとき、映画のようにバラを胸ポケットにさしておいたり、バラの切花をあなたの近くに置いておいたりすると、あなたに向かう悪念をバラが吸い取ってくれます。
そして、そのバラを捨てると、あなたに向けられていた悪念も一緒に捨て去ることができるというわけなのです。
その場合は、浄化力が強い赤いバラがおすすめ。
暴君として知られるローマ皇帝のネロのバラ好きは有名でした。ネロが、庭園の池にたくさんのバラを浮かべたり、バラ水が噴き出す噴水を作ったり、部屋をたくさんのバラで飾ったりしたのは、バラのスピリチュアルな力を使って、人々から向けられる悪念を浴びないためといわれています。
このような、バラのスピリチュアルな引き寄せ効果を、あなたも活用してみてはいかがでしょう。
あなたに恋愛成就などの幸せをもたらすきっかけを与えたり、悪念退治をしたりする場合にも、バラは役立ちそうですよ。
バラはスピリチュアルな作用がとても強いので、バラとの接し方について、秋山眞人先生から、次のようなアドバイスをいただきましたよ。
「家の中で交渉ごとがあるときは、バラは飾らないほうがよいです。もし、バラを地植えするなら、浄化作用のあるスイセン、サルビア、梅、ハーブ類も一緒に植えると安心できますよ」とのことでした。
どうぞ、参考にされてくださいね。