クリスマスが近づくと、赤い葉が特徴的なポインセチアを見かける機会が多くなりますね。
でも……、冬に赤い葉をつける植物は他にもあるのに、なぜ、ポインセチアがクリスマスを象徴する植物になったのでしょうか。
今回は、そんなポインセチアについて、付き合い方の注意点も含めて、いろいろとお教えいたします。
クリスマスに使われる理由
赤、緑、白の3色は、代表的なクリスマスカラーです。
サンタクロースの服の色の赤は、イエス・キリストが流した血の象徴で、愛と寛大さを表す色とされています。
緑は、冬でも葉を落とさない常緑樹を象徴するもので、力強さや永遠の命を表す色。クリスマスツリーの色がそれです。
白は、降り積もった清らかな雪をイメージさせるところから、純潔や平和といった意味を持っています。
赤と緑はポインセチアの葉。白はポインセチアの体液の色。
ポインセチアは、この3色を持っていることから、クリスマスを象徴する植物になったのです。
縁起の良い植物
ポインセチアの葉を切ったりすると白い液がにじんできます。その液に直接触れると、かぶれたりするので注意してくださいね。葉をペットに与えるのもNGです。
ポインセチアの体液には毒性があるのですが、普通に接する分には、白い液に触れることがないので、ポインセチアを遠ざける必要はありません。
逆に、温度が下がる冬の時期ほど、ポインセチアを近くに置いておいた方がよいのです。あなたの運気を上げてくれるからです。
なので、クリスマスの前も、クリスマスが終わってからも、寒い時期は、ポインセチアを身近なところに置くと、あなたを幸福に導く手助けをしてくれますよ。
そんなスピリチュアルなパワーを持っているので、ポインセチアは、クリスマスを象徴する定番の植物になっていったのかもしれませんね。
ポインセチアの管理法
ポインセチアを切ると毒性のある白い液が出てきますので、切葉で飾るのは避けた方がよいでしょう。
やはり、ポインセチアは鉢植えが最適です。
クリスマスの時期にいろいろなショップで目にするからといって、ポインセチアは寒さに強い植物というわけではありません。10度を下回らない環境が必要なので、寒さの厳しい場所に放置しないようにしましょう。
ポインセチアは太陽の光が好きなので、日光がよく当たる室内に置いておくと安全ですよ。
ポインセチアは水をたくさん必要とせず、乾燥に強い植物なので、土がしっかり乾燥したのを確認してから水やりをしましょう。冬は土の乾燥に時間がかかるので、水やりの頻度は少なめで大丈夫です。水をやり過ぎると根腐れを起こすので気をつけましょう。
こんなところに気をつけ、ポインセチアに親しんでみると、ポインセチアは、あなたの幸せを後押ししてくれますよ。
どうぞ、参考にされてくださいね。