チャリティーについての意識を高めるための日として制定されたのが「国際チャリティー・デー」です。
自分には無関係な日とスルーしてしまうと、開運のチャンスを逃してしまうことになりますよ。開運の観点に立つと、この日のアクションは大事だからです。
でも、誤ったアクションは、運気に良い影響を与えないので注意も必要ですよ。
今回は、そんな「国際チャリティー・デー」の開運アクションについて、お教えいたします。
国際チャリティー・デーとは
2012年12月の国連総会で、毎年9月5日を「国際チャリティー・デー」とすることが採択されました。こうして、9月5日とその前後に、世界各地でイベントやさまざまな活動がなされるようになったのです。
9月5日が選ばれたのは、マザー・テレサの命日にちなんでのこと。
マザー・テレサは、貧困に苦しむ人々を救うための慈善活動をインドでおこなっていました。やがて、彼女の活動は世界に知れわたり、1979年にはノーベル平和賞を受賞。マザー・テレサは1997年9月5日に87歳で亡くなりました。
こうして、マザー・テレサのような慈愛や博愛の精神を持った行動を起こす「きっかけ」を、世界の人に与える日として、「国際チャリティー・デー」が制定されることになったのです。
ゆるく考えましょう
「チャリティー」という言葉から、「金銭的な寄付」を連想する人は少なくないと思います。
でも、「チャリティー」にあたるアクションは、もっと幅広いのです。
たとえば、自分のポケットマネーの中から募金するだけでなく、コンサートやバザーなどを開催し、収益金の一部を寄付にまわす。ボランティア活動に参加する。献血する。ネットなどを活用し、助けを必要としている人の情報を発信するなど、社会に対する各自の貢献は、いずれも「チャリティー」とみなされています。
開運の観点に立って考えたとき、「やらなければ」という義務感から、仕方なしにやるのはNG。
自分から進んで、楽しい気持ちでおこなえるようなチャリティー活動になるように心がけてみましょう。そうすれば、その行為が、あなたの運気を高めてくれます。
自分の行為に対して、何らかの見返りを期待しておこなうのもNG。最初はそんな気持ちがあったとしても、やっているうちに「あぁ、楽しい。こういうことをやらせてくれてありがとう」といった感じで、「見返りはあってもなくても満足」という気持ちになるようにしていくといいです。そうすると、その行為は、あなたの運気を高めてくれますよ。
強制感を持たず、ゆるい気持ちで無理なく、楽しくやれるチャリティー活動をセレクトしてみるといいですよ。
募金するなら
一番、ラクで簡単なのは、やっぱり募金かもしれませんね。
でも、お金の投じ方で、ずいぶん、運気への影響は変わってきます。
NGなのは、「1万円、募金しようかな。でもお財布の中が寂しくなるから、やめておこうかな。でも、やっぱり出しておくか」みたいな募金です。せっかく募金しても、イヤイヤするような感じになってしまうと、運気アップへの貢献度は低くなってしまいます。募金も、楽しい気持ちで、見返りを期待せず、おこなってみましょう。
おすすめなのは、3種類の硬貨、たとえば1円、10円、50円の3枚の硬貨を、金・銀・銅の「財」だとイメージして投じてみることです。神社仏閣の賽銭箱でもいいし、コンビニなどの募金箱でも構いません。「今日は気分が良いので、ゴージャスに1円、5円、10円、50円、100円、500円、全種類の硬貨を6枚投じてみるか」でもOK。
このとき、「この財が役立って、社会が良くなれば、自分も嬉しい」と、喜びを持って、お金を送り出すことです。
投じる金額より、投じるときのイメージと感情の方が大事ですよ。
実際の金額は、1円、10円、50円の3枚の硬貨の61円でも、巨額の財のイメージを作って、喜びを持って投じると最良の開運効果を生みます。
どんな場合も、行動を起こす前は、開運のことが頭にあってもいいですが、行為中、そして、その直後は、「見返りはあってもなくても、楽しめたからいい」といった気持ちにしておくことが大事です。
「国際チャリティー・デー」は、このような開運のきっかけを作れる良い日なので、運気に良い影響を与えるアクションを起こしてみるとよいでしょう。そして、9月5日に限らず習慣化してみるといいですよ。大きな幸せがもたらされますよ。