2024年5月23日の満月は「フラワームーン」です。
この呼び名は、北アメリカ大陸の先住民（ネイティブ・アメリカン）によります。
「フラワームーン」と名付けられた満月のときは、どんな願いが叶いやすいのでしょう。
今回は、そんな「フラワームーン」について、いろいろとお教えいたします。
なぜ「フラワームーン」？
5月の満月のころ、北半球は、たくさんの花が咲く季節となります。
自然に親しんでいたネイティブ・アメリカンたちにとって、５月の満月には、開花を促す力があると感じられたのでしょう。
こうして、５月の満月を「フラワームーン」と呼ぶようになったのです。
５月の満月には、「種まき月」「ミルクムーン」「野うさぎ月」「牧草月」「ブライトムーン」「ドラゴンムーン」など、いろいろな呼び名が世界各地で見られます。
しかし、アメリカだけではなく、
今では世界的に「フラワームーン」という呼び名が、５月の満月の名前として定着してきているようです。日本では「花月」という表記も普通にみられるようになってきました。
「フラワームーン」への願い事
昔から、「フラワームーン」への願い事は、恋愛や、人と人の絆に関係することが定番とされてきました。
これは「花」が関係しています。花は植物の生殖器官です。男性原理と女性原理の結合によって子どもが作られていきます。開花への活力を与えると信じられていた５月の満月には、人間関係においても、男女を結びつける力があると考えられていました。
こうして、恋愛成就や、花が子孫を繁栄させていくように、発展的な人間関係が持てるようにとの願がかけられるようになったのです。
2024年5月23日のフラワームーンの「月の出」は午後６時41分、「月の入り」は5月24日の午前3時48分、
1番大きな満月時間は午後10時54分となります。
みなさんも、恋愛成就や、大切な人との絆を強めたいという願をフラワームーンに放ってみてはどうでしょう。
あいにくの曇天で月が見えなくても、月のある方向に気持ちを向けると、フラワームーンとのつながりが持てますよ。
何かの花をそばにおいて祈るのも効果的ですよ。
いて座のパワーも活用しましょう
2024年5月23日は、いて座の位置に月があります。昔から、満月への祈りには、その位置にある星座の力も借りると効果的だといわれてきました。
昔から、人々が信じてきたものは、たとえ、根拠がないものだったとしても、一定の力を持って人々に影響を与えます。
なので、いて座の力も活用してみることをおすすめします。
いて座は、古くから、「まだ見ぬ世界や可能性の探求」「成長・発展」といったキーワードに関することに力を与えると信じられてきました。
フラワームーンに願をかけておしまいではなく、いて座にあやかって、勇気を出して意中の人に告白してみたり、人との絆を大事にして積極的にご縁を広げていくなど、
挑戦や冒険の気持ちを大事にしてみるといいでしょう。
フラワームーンへの願いが急速に現実化するかもしれませんよ。
