6月は、ストロベリームーン

ライフスタイル
 6月22日の満月は「ストロベリームーン」と呼ばれています。

 「ストロベリームーン」と名付けられた満月は、どんな願いが叶いやすいのでしょう。

 今回は、6月の満月について、いろいろとお教えいたします。


なぜ「ストロベリームーン」?


 6月の満月はイチゴのような色をしているから「ストロベリームーン」と呼ばれているの? 

 それは違います。満月の色はいつもと変わりません。この名は、北アメリカで生活していた先住民(ネイティブ・アメリカン)の命名によるものです。

 北アメリカの6月は、イチゴの収穫期にあたります。野生の木の実や種子を採集する暮らしを送ってきた彼らは、イチゴを成熟させるパワーを、月が送ってくれていると感じ、たくさんのイチゴが収穫できる6月の満月を「ストロベリームーン」と名付けたといわれていますよ。

 ヨーロッパでは、6月の満月は「ハニームーン」「ミードムーン」「フルローズムーン」などと呼ばれてきましたが、いまでは、ヨーロッパも含め、「ストロベリームーン」が、6月の満月の世界的な呼称になってきています。


「ストロベリームーン」への願い事


 「ストロベリームーン」は「恋を叶えてくれる月」の異名を持っています。古くから、「ストロベリームーン」への願い事は、恋愛関係が定番となってきました。好きな人と一緒に「ストロベリームーン」を見ると結ばれるという言い伝えもありますよ。

 古代ヨーロッパでは、結婚は満月の日にしかしないという風習があったりと、もともと、満月は、男女の結びつきには特別な日でした。

 秋に実をつける植物が多い中、イチゴは、いち早く6月に実をつけます。そのイチゴにあやかり、恋愛も早々に成就させたい。そんな思いがストロベリームーンへの恋愛成就の願掛けにつながっていったのでしょう。

 日の出や日の入りの太陽は赤っぽく見えますね。それと同様に、地平線から顔を出したばかりの月は、文字通り「イチゴ」のような赤っぽい色に見えることも期待できますよ。

 なので、恋人同士でストロベリームーンを見るなら、のぼりかけた月を見るのがおすすめです。夕暮れ時のロマンチックな気分にもひたれ、2人の絆がさらに深まりそう。

 あいにくの曇天で月が見えなくても、月のある方向に気持ちを向けると、ストロベリームーンとのつながりが持て、恋愛運をアップさせるパワーがもらえますよ。


やぎ座のパワーも活用しましょう


 古くから、満月への祈りには、その位置にある星座の力も借りると効果的だといわれてきました。6月22日は、やぎ座の位置に月があります。

 やぎ座は、「責任感」「地道な努力」「粘り強さ」といったキーワードに関することをサポートすると信じられてきました。

 ストロベリームーンに恋愛の成就、あるいは、いっそうの愛の深まりを祈念するなら、やぎ座のパワーも借りるとよいでしょう。

 社会的な責任をきちんと果たしている人、地道な努力を粘り強くしている人に、やぎ座は強いパワーを送ってくれるといわれてきました。

 なので、6月の満月の前後は、人との約束は守る。すぐにあきらめないで頑張ってみるなど、やぎ座のパワーを受け取れる下地を作っておくとよいでしょう。そうすると、ストロベリームーンへの願いが急速に現実化するかもしれませんよ。

 以上のことを参考に、ストロベリームーンを楽しんでみてくださいね。



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