そもそも神様っているの?
いるとしたら、どんなものなの?
これについては、神様を実際に感じた人に聞いてみるしかないですね。
秋山眞人先生は神様をリアルに体感したことのある一人。
今回は、秋山先生に、神様についていろいろ聞いてみました。その内容をご紹介します。
神様をどんなふうに感じるか
神様のイメージをあれこれ思い浮かべることはできます。でも、それは、あくまで、自分の頭の中で思い描いたもの。リアルな神様ではありません。
実際、リアルに神様と交流を持つと、どんな感覚を伴うのでしょう。
秋山先生に伺うと、
まるでカミナリにでも打たれるかのように、神様は一瞬で来て、神様に打たれた瞬間、安らぎ、愛情、癒しなど、さまざまなものが瞬時に自分の内奥にインストールされる。そんな感覚なのだそうです。
神様に打たれた瞬間、上も下も、右も左もわからなくなって、無重力状態の中に放り出されたような独特な感覚があり、
昔感じた、なんともいえない懐かしいものを再び感じたといいます。たぶん、それは、この世に生まれてくるときに感じたものなのかも……とのことでした。
どうしたら神様を感じられるか
神様を感じたいと強く求めすぎたり、神様に出会うために日常生活とかけ離れた奇異なことをやったりしても、自分のスピリチュアルな感覚が乱れ、神様は逆に遠ざかっていくそうです。
日常生活を、どんなことでも楽しめるようになり、日々、やるべきことをしっかりやっていると、スピリチュアルな感覚が研ぎ澄まされ、神様とのリアルな接触の可能性が高まるそうですよ。
ただし、神様とのリアルな接触を体感しても、だんだん、その感覚が希薄になって、忘れていくそうです。
そうすると、自分の中で飢餓に似た感覚に襲われ、とても苦しくなるといいます。だからといって、神様を強く求めすぎると、神様はやって来ない。そんな葛藤の中で、神様を求める気持ちをパッと手放すと、その瞬間、ドーンと神様を感じたりする。
こんな感じで、神様をリアルに体感するタイミングは予期しにくいものなのだそうです。
神様に出会いやすい場所
秋山先生が、初めて神様に打たれ、一瞬でさまざまなものをインストールされる感覚を味わったのは、田舎の巨大な御神木に触れた瞬間だったそうです。やっぱり、
自然豊かなところの方が、神様をリアルに感じる確率が高まるとのこと。
とはいえ、自然は、私たちに優しいだけではなく、地震や台風のように、人の命を奪う過酷な面を見せることもあります。
昔の日本人は、そのような自然を、優しい面、恐ろしい面を、あるがままに全部受け入れ、自然と共に生きていくことを大切にしていました。
現在は、「礼儀」という言葉は、人間に対して向けられる言葉となっていますが、かつての日本人は、自然に対する礼儀も大事にしていました。それは、その自然の背後に神の存在を意識していたからなのでしょう。
このような、自然に対する謙虚さや礼儀を忘れないようにし、日々の生活での自分の役割を、楽しみながらしっかり果たしていると、神様に打たれる瞬間が訪れるそうですよ。
そのとき、あなたは、何を瞬時にインストールされるのでしょうか。とても楽しみですね。