10月の誕生色は「橙(だいだい)色」です。
オレンジ色と言った方がしっくりくるでしょうか。厳密には、オレンジ色より少し赤味がかった黄色をしています。
10月に橙色が誕生色として選ばれているということは、10月という時節に、開運へと導く力を持っているからです。
今回は、そんな橙色についてお教えいたします。
「橙色」の色言葉は
橙の代表的な色言葉は、喜び、幸福感、親しみ、元気、明るさ、温かさ、社交的、寛容です。橙色には、とてもポジティブな意味を持つ言葉が並んでいます。
心理学的にも、橙色を見ると、明るく活発な印象を持ったり、親しみやすさを感じたり、心がホッコリとあたたかくなる効果があるといわれていますよ。
橙色のミカンが正月飾りに使われています。
これは「橙(だいだい)」を「代々」の意味にとらえ、「子孫が、代々、繁栄するように」という縁起を担いだものです。これも、橙のポジティブなイメージを利用したものといえます。
橙色の効果
先述したような橙色の「色言葉のイメージ」を人に与えたいときは、橙色を身にまとったり、橙色に彩られた空間での対話が効果的です。
もちろん、自分自身に対しても有効ですよ。
落ち込みから脱出したい、元気を出したい、前向きになりたい、自信をもって社交的に動きたいときなど、身のまわりに橙色のものを置いてみるといいです。日の差し込みにくい暗い部屋も、橙色は明るく元気なイメージにしてくれますよ。
あと、食欲不振の人にも橙色は効果があるそうですよ。橙色には、食欲増進作用があり、さらに、腸に作用し、精神的な緊張からくる下痢や便秘などの腸の不調にも効果があるといわれています。
なので、ダイニングやキッチンなど、食に関するスペースで、橙は利用価値が高い色といえますよ。
パワーストーンも活用してみましょう
オレンジ系のパワーストーンも活用してみましょう。橙の色言葉にあったポジティブな要素を伸ばしてくれます。
オレンジ系のパワーストーンで代表的なのは、カーネリアン、オレンジアベンチュリン、オレンジムーンストーンなどです。
オレンジ系のパワーストーンの効果を引き出しやすいのは、数珠タイプのブレスレット。
大玉より、やや小粒の玉がたくさんつながっているものが、パワーを発揮しやすいですよ。
10月生まれの人はもとより、他月生まれの人も、10月は橙色に親しんでみると、運気に弾みがつけられそう。